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NBA

ウィザーズの地元紙が2010年代のベストチームを発表!八村塁は「オールスター級のポテンシャル」と次の10年の顔として期待

秋山裕之

2019.12.26

ピアースは2015年のプレーオフで圧巻の勝負強さを発揮。わずか1年の在籍ながら強烈なインパクトを残した。(C)Getty images

ピアースは2015年のプレーオフで圧巻の勝負強さを発揮。わずか1年の在籍ながら強烈なインパクトを残した。(C)Getty images

 なお、前述の5選手のほか、2010年代のチームを代表する選手として、トレバー・アリーザ(現サクラメント・キングス)、オットー・ポーターJr.、トーマス・サトランスキー(ともに現シカゴ・ブルズ)、ケリー・ウーブレイJr.(現フェニックス・サンズ)、マーキーフ・モリス(現デトロイト・ピストンズ)、現在チームに所属するトーマス・ブライアント、今夏にウィザーズの選手人事部門のディレクターへ就任したアントワン・ジェイミソンが選ばれている。

 そして2020年代という新たなディケイドを迎えるにあたって、同記者はウォール、ビールとともに、八村を将来のウィザーズにおける最も重要な選手として挙げた。
 
 大きな期待を背負って入団した日本人ルーキーは、開幕から25試合で先発を務め、ここまで平均13.9点、5.8リバウンドをマーク。現在は鼠径部の打撲で欠場しているものの、復帰後にこれまでと同等、あるいはそれ以上の活躍をすることができれば、ウィザーズの選手としては2013年のビール以来となるオールルーキーファーストチーム入りも可能だと、同記者は期待を寄せる。

 さらにヒューズ記者は、八村は将来的にオールスター選手になれるポテンシャルを持ち、ウォール、ビールと一緒にプレーする理想的な選手と絶賛。この3人が共演することで、再びプレーオフで競い合えるだろうと評している。

 今季はウォールがアキレス腱の部分断裂により長期欠場中のため、3選手がともにコートに立つことは叶わないかもしれない。それでもウィザーズは、年内の戦列復帰が期待される八村、今季フル出場を続けているビールがコート上で連係を高めていくことで、来季以降の復権への青写真を描いているに違いない。

文●秋山裕之(フリーライター)

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