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NBA

グリーンは不当な判定を受けている?「俺は毎試合顔面を殴られているけど、ファウルを取ってもらえない」と主張<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2024.04.12

 ほかにも、昨年11月14日のミネソタ・ティンバーウルブズ戦でルディ・ゴベアの首を絞めて5試合の出場停止となると、12月12日のサンズ戦ではユスフ・ヌルキッチの顔面を殴打したことが決定打となり、NBAから無期限の出場停止処分を科された。

 謹慎中はカウンセリングを受けるなどして、結果的に処分は1か月で解除。今年1月15日のメンフィス・グリズリーズ戦からカムバックしたが、3月20日のグリズリーズ戦でサンティ・アルダマとの小競り合いから両軍を巻き込んだ騒動に発展し、そのわずか6日後のマイアミ・ヒート戦では開始2分16秒にスクリーンに来たパティ・ミルズの首に腕をかけ、地面に叩きつけようとする危険プレー(コモンファウル扱い)に及び波紋を呼んだ。

 もっとも、グリーン自身も言い分はあるようで、このように不満を口にしている。
 
「ステフはレフェリーが俺に言ったことを聞いていた。そして、すぐにこう言った。『彼(レフェリー)にそんなことを言うことはできない』とね。そこが一番おかしな問題だ。レフェリーは俺に何かを感じたり、言うことはできるけど、俺が何かを言い返したらテクニカル(ファウル)になる。正直、納得できないね。

(ファウルを)コールしてもらえなかったからといって、怒ることもできない。少しクレイジーだ。レフェリーの存在自体には感謝しているけど、フラストレーションは感じている」

 ウォリアーズはすでにプレーイン・トーナメント出場が決まっており、今後はプレーオフへの切符を懸けた戦い、そしてプレーオフ本番が待ち受けている。チームとしてはグリーンの“怒りの爆弾”が発動しないことを祈るばかりだろう。

構成●ダンクシュート編集部
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