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NBA

セルティックスの強さを疑問視する声にドレイモンドが牽制「本当の試練に直面せず、ファイナルへ辿り着くことなんてない」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2024.05.31

 2000年以降、12勝2敗、もしくはそれ以上の戦績でファイナルに勝ち進んだのは今年のセルティックスが8チーム目。そのうち2001年のレイカーズ(11勝0敗/※当時の1回戦は3勝先取)、2016年のキャブズ(12勝2敗)、2017年のウォリアーズ(12勝0敗)が優勝しており、17年のウォリアーズは15連勝を含む史上最高の16勝1敗(勝率94.1%)で頂点に立った。

 キャリアで6度ファイナルに出場し、4度の優勝を経験したグリーンは、セルティックスの強さに疑問を呈する声に次のように反論した。
 
「彼らはセルティックスが“本当の試練”に直面していないと言う。NBAファイナルの舞台で勝とうが負けようが、あのチームはそれを経験して乗り越えていないと言うことになるんだろう。だが俺に言わせれば、シーズン中に本当の試練に直面せず、ファイナルへ辿り着くことなんてないんだ」

 セルティックスは今年のプレーオフ14試合でオフェンシブ・レーティングがリーグ2位の119.6、ディフェンシブ・レーティングでも同3位の108.7の高水準。ただ、ペイサーズとのシリーズでは終盤まで劣勢を強いられた試合が複数あり、4勝0敗という結果が示す以上に接戦だった。

 17年ぶりの王座奪還を狙うセルティックスが、フルメンバーのマブズ相手にどんな戦いを見せるのか。ファイナルは6月7日にボストンのTDガーデンで開幕する。

文●秋山裕之(フリーライター)

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