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NBA

自身初優勝まであと1勝!テイタムが語る王者の心構え「チャンピオンになりたいなら、いかなる状況でもしぶとく戦わなければいけない」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2024.06.13

 セルティックスはテイタムが31得点、6リバウンド、5アシスト、ブラウンが30得点、8リバウンド、8アシストと両輪が30得点超え。さらにホワイトが16得点、5リバウンド、2ブロック、ホリデーが9得点、5アシスト、ハウザーが9得点、アル・ホーフォードが8得点、5リバウンド、2スティールを記録した。

 クリスタプス・ポルジンギスが第2戦で左足の後脛骨筋腱(こうけいこつきんけん)脱臼に見舞われ離脱を余儀なくされるなか、センターのルーク・コーネットではなくゼイビア・ティルマンがシリーズ初出場し、3得点、4リバウンド、2ブロックと奮戦したことも大きかった。
 
 チームを引っ張ったテイタムとブラウンは試合後、熱い抱擁で勝利を分かち合った。

「2人ともエキサイトしていたから、試合が終わった時にはとても疲れていたよ。僕らは『あと1勝だ』とか言う必要性はないんだ。(シリーズが)どれだけ続こうと、誰もリラックスしたりしないし、満足することだってない」

 そう語ったテイタムは、「彼(ブラウン)に『君のことを誇りに思う』と言ったら、彼も同じことを返してくれた。僕らは戦い続けなければいけないし、リラックスなんてできない。それが僕らの交わす会話なんだ」と口にしていた。

 プレーオフ10連勝としたセルティックスは、14日(日本時間15日)の第4戦でスウィープ決着を狙う。球団史上18度目、そして自身初優勝まであと1勝としたテイタムとブラウンが、次戦も勝利に導けるか注目だ。

文●秋山裕之(フリーライター)

【NBAファイナル】テイタム&ブラウンが30得点超えの活躍でセルティックスが18回目の優勝に王手!マブズは第4Qの猛攻及ばず3連敗<DUNKSHOOT>
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