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NBA

【NBAファイナル】セルティックスがホームで快勝発進!復帰のポルジンギスが20得点と躍動、守備ではマブズを89点に封殺<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2024.06.07

4月29日以来の復帰となったポルジンギスが攻守に躍動。セルティックスがシリーズの先手を取った。(C)Getty Images

4月29日以来の復帰となったポルジンギスが攻守に躍動。セルティックスがシリーズの先手を取った。(C)Getty Images

 現地時間6月6日、ボストン・セルティックスとダラス・マーベリックスによるNBAファイナル第1戦が、ボストンのTDガーデンで幕を開け、107-89でセルティックスが完勝。ホームで白星発進を飾った。

 アル・ホーフォードのダンクでセルティックスが先制した試合は、立ち上がりこそ一進一退の展開となったが、開始6分頃からセルティックスが攻勢を仕掛ける。

 牽引役となったのは、1回戦の第4戦以降1か月にわたる故障離脱から復帰したクリスタプス・ポルジンギスだ。218cmのラトビア人ビッグマンは、デリック・ホワイトの連続3ポイントで5点差をつけた第1クォーター残り5分24秒から一気に11得点を連取。17点リードでスタートした第2クォーターも途中出場からジャンパーを次々と沈め7得点、前半だけで18得点を奪った。

 第2クォーター中盤以降はジェイソン・テイタムとジェイレン・ブラウンにも3ポイントが飛び出したセルティックスは、前半最大29点差をつける猛爆撃で、63-42とリードして折り返しとなった。
 
 一方的な展開のなか迎えた後半は、マブズが意地を見せる。エースのルカ・ドンチッチとカイリー・アービングを中心にスコアを重ね、第3クォーター残り4分半には8点差まで接近。しかしセルティックスはここから14-0のランで再び20点差に引き戻すと、第4クォーターも手を緩めず、早々に勝負を決めた。

 ホームで快勝発進となったセルティックスは、ブラウンが22得点、6リバウンド、3スティール、3ブロック、復帰戦となったポルジンギスが古巣相手に20得点、6リバウンド、3ブロックと躍動。そのほかテイタムが16得点、11リバウンド、5アシスト、ホワイトが15得点、5アシスト、ドリュー・ホリデーが12得点、8リバウンド、5アシスト、ホーフォードが10得点、7リバウンド、2ブロックと盤石の戦いを披露した。

 一方、苦しいスタートとなったマブズは、ドンチッチがゲームハイの30得点、10リバウンドと孤軍奮闘。古巣相手に注目されたアービングは5本の3ポイントをすべて外すなどフィールドゴール成功率31.6%(6/19)で12得点、PJ・ワシントンが14得点、8リバウンド、ジェイデン・ハーディーがベンチから13得点を記録したが、アシスト数はチーム全体でわずか9本にとどまった。

 第2戦は9日(日本時間10日)、再びセルティックスのホームで行なわれる。

構成●ダンクシュート編集部

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