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NBA

マイアミ・ビッグ3誕生の裏でニックスが犯した“致命的ミス”をアリナスが明かす「ニューヨークはチャンスをフイにした」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2024.06.17

「(名物オーナーのジェームズ)ドーランはアマレ・スタッダマイアーに大金を叩いたことでミスを犯した。自分たちのビッグ3があるから、アマレ・スタッダマイアーとはプレーしたくなかったんだ。ニューヨークはチャンスをフイにした。そして、彼らはミッキー(ヒートのオーナーであるミッキー・アリソン)に電話をして、『ヘイ、ミッキー。これが僕らのやりたいことだ。実現できるかい?』と言った。そして、実際に実現したんだ」

 ウェイドは7月9日にヒートと再契約、レブロンとボッシュは7月10日にサイン&トレードでヒートへ。そして、レブロンが一緒にプレーすることを望んでいたとされたマイク・ミラーも、ニックスからの5年総額6000万ドル(約94億5000万円)のオファーを蹴って7月15日にヒートとサインした。アリナスはニックスの失敗を指摘する。
 
「当時何が起こっていたか知っていたら、ニューヨークが失敗したとわかるはずだ。マイク・ミラーに高額オファーをしたのは、マイク・ミラーがグループの一員だったからだ。マイアミが彼を盗んだ。(ユドニス)ハズレムはその動きを察知すると契約を一旦拒否し、減俸を受け入れる形で再契約して戻ってきた。彼らはみんな一緒に動いていたんだ」

 ニューヨークのファンとすれば、レブロンやウェイドがニックスの一員として聖地マディソンスクエア・ガーデンでプレーする姿を見たかったに違いない。

構成●ダンクシュート編集部

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