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NBA

レブロンのオールスター“当日欠場発表”を元同僚ベバリーが擁護「彼が事前に発表していたら、視聴率はどうなると思う?」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2025.02.20

「彼は10億ドルを稼ぎ出すアスリートなんだ。40歳にして、ゲームを変え続け、数多くのことを成し遂げてきた。もしレブロンがプレーしないと聞いたら、誰がテレビをつけるんだ。俺だったら見ないぞ」とベバリーは続ける。

『FRONT OFFICE SPORTS』によると、今年のオールスターゲームの平均視聴者数は470万人で、過去2番目に低い数値となった。昨年の540万人からさらに落ちており、初の試みとなったミニトーナメント制が今後も継続されるかは不透明なのが現状だ。ベバリーが言うように、レブロンが事前に欠場を発表していれば、視聴率はさらに落ち込んでいたかもしれない。

 キャリア22年目のレブロンは、現役最年長の40歳ながら、依然としてレイカーズを引っ張る最重要人物。勝負のシーズン後半戦に向けて、大ベテランは次のように語っていた。
 
「あと30試合残っていて、俺たちはタフなウエストでプレーオフ出場を目指している。だから、自分自身の身体をケアしていくことはすごく重要だと思った」

 新たにルカ・ドンチッチを加えたことで連携面の再構築が急務のレイカーズは、球宴明け初戦となった19日のシャーロット・ホーネッツ戦に敗れてウエスタン・カンファレンス5位の32勝21敗(勝率60.4%)。レブロンは先発出場でチームトップの26得点、11アシストと気を吐いたものの、痛恨の逆転負けを喫した。

 レブロンが下した決断には批判もあるが、本人はレギュラーシーズンに最大限フォーカスしたいという思いが強かったのは事実だろう。

文●秋山裕之(フリーライター)
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