今季で球団創設36年目のマジックにおいて、ハワードはレギュラーシーズン通算1万1435得点、8072リバウンド、1344ブロックなどで球団最多記録を保持している。4月10日、『Dan Patrick Show』にリモート出演したハワードは、落ち着いた口調でマジック退団当時のことを振り返った。
「あの当時、僕の意向はオーランドの後にレイカーズへ行くことじゃなかった。今の自分にわかっているのは、オーランドを離れたことで自分の人生において多くの教訓を得たということ。もしずっとオーランドに残っていたら、同じように学べなかったかもしれない。
僕がオーランドを離れるべきだったことが真実とされているのは嫌だね。あそこは僕にとって初めてのホームだったから。けどすべてのことは起こるべくして起こるのであって、運命に逆らうことはできない。嬉しく思うのは、これまでのキャリアが今こうして殿堂入りへ導いてくれたことだ」
マジックでスーパースターへ飛躍したハワードは、移籍後は所属チームの2、3番手となり、2020年の優勝時にはバックアップセンターの役割を受け入れて優勝に貢献した。
もしマジックに残り続けていたら、スーパースターでいられる時間はより長く、もしかしたらもっと早く優勝し、MVPなど多くの勲章を手にできていたかもしれない。だが異なる環境に身を置き、様々な役割をこなしてきたからこそ、ハワードは自己犠牲の精神を身につけることができたのだろう。
文●秋山裕之(フリーライター)
「あの当時、僕の意向はオーランドの後にレイカーズへ行くことじゃなかった。今の自分にわかっているのは、オーランドを離れたことで自分の人生において多くの教訓を得たということ。もしずっとオーランドに残っていたら、同じように学べなかったかもしれない。
僕がオーランドを離れるべきだったことが真実とされているのは嫌だね。あそこは僕にとって初めてのホームだったから。けどすべてのことは起こるべくして起こるのであって、運命に逆らうことはできない。嬉しく思うのは、これまでのキャリアが今こうして殿堂入りへ導いてくれたことだ」
マジックでスーパースターへ飛躍したハワードは、移籍後は所属チームの2、3番手となり、2020年の優勝時にはバックアップセンターの役割を受け入れて優勝に貢献した。
もしマジックに残り続けていたら、スーパースターでいられる時間はより長く、もしかしたらもっと早く優勝し、MVPなど多くの勲章を手にできていたかもしれない。だが異なる環境に身を置き、様々な役割をこなしてきたからこそ、ハワードは自己犠牲の精神を身につけることができたのだろう。
文●秋山裕之(フリーライター)
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