40歳の大ベテランながら、プレーオフ最後の3試合でいずれも40分以上コートに立ち、シリーズを通じてリバウンド、スティール、ブロックでチーム最多、出場時間と得点もドンチッチに次ぐ2位と超人的な活躍を見せたレブロン。
シリーズ敗退後、引退までにあとどれくらいプレーするつもりなのか聞かれた際には、こう切り返した。
「わからないね。そのことについては答えられない。家族、妻とじっくり話し合うことだし、自分のサポートチームとも徹底的に話し合って、様子を見ていくことになる。あとは自分自身と向き合い、あとどれくらいプレーを続けていきたいのかを確かめる必要もある。だから今の段階では答えられない」
すでにレブロンは歴代最高クラスのNBAキャリアを送っていて、今季は長男ブロニーとの“親子共演”も果たした。通算得点をはじめ複数の部門でリーグ歴代トップに君臨しており、今すぐ引退しても殿堂入りは確実だ。
ただし、米スポーツ専門局『ESPN』のシャムズ・シャラニア記者は、1日に同メディアの番組『The Pat McAfee Show』へ出演した際に、レブロンの“現役続行”を予想していた。
「レブロン・ジェームズが引退する見込みはない。私の感覚、認識で言うと、彼は少なくともあと1シーズンはNBAでプレーするだろう。そうなれば23年目でリーグ新記録樹立だし、背番号23が23年目に突入することになる。(来年の)オールスターゲームはロサンゼルス開催(※会場はクリッパーズのホームアリーナ)。おそらくロサンゼルスでプレーしているだろう」
ビッグマンの補強が急務なことに変わりはないが、現役屈指の得点力とプレーメーキング力を兼備するドンチッチの加入によって、レブロンがレシーバー、アタッカーとして豪快なダンクを決めるなど、例年以上に生き生きとしたプレーが見られたのも事実。
キャップスペースに限度があるため、レイカーズがさらなる戦力増強を果たすためには今夏レブロンが契約を一度破棄し、完全FAになって減額での再契約が理想的だ。
レブロン自身がフィジカル面、モチベーションの面で長丁場のシーズンをもう1度戦い抜けると確信できるかが最大の焦点になりそうだが、今季のプレーからこの男が急激に衰えるとは思えないため、再び“パープル&ゴールド”のユニフォームに袖を通すことになるのではないだろうか。
文●秋山裕之(フリーライター)
シリーズ敗退後、引退までにあとどれくらいプレーするつもりなのか聞かれた際には、こう切り返した。
「わからないね。そのことについては答えられない。家族、妻とじっくり話し合うことだし、自分のサポートチームとも徹底的に話し合って、様子を見ていくことになる。あとは自分自身と向き合い、あとどれくらいプレーを続けていきたいのかを確かめる必要もある。だから今の段階では答えられない」
すでにレブロンは歴代最高クラスのNBAキャリアを送っていて、今季は長男ブロニーとの“親子共演”も果たした。通算得点をはじめ複数の部門でリーグ歴代トップに君臨しており、今すぐ引退しても殿堂入りは確実だ。
ただし、米スポーツ専門局『ESPN』のシャムズ・シャラニア記者は、1日に同メディアの番組『The Pat McAfee Show』へ出演した際に、レブロンの“現役続行”を予想していた。
「レブロン・ジェームズが引退する見込みはない。私の感覚、認識で言うと、彼は少なくともあと1シーズンはNBAでプレーするだろう。そうなれば23年目でリーグ新記録樹立だし、背番号23が23年目に突入することになる。(来年の)オールスターゲームはロサンゼルス開催(※会場はクリッパーズのホームアリーナ)。おそらくロサンゼルスでプレーしているだろう」
ビッグマンの補強が急務なことに変わりはないが、現役屈指の得点力とプレーメーキング力を兼備するドンチッチの加入によって、レブロンがレシーバー、アタッカーとして豪快なダンクを決めるなど、例年以上に生き生きとしたプレーが見られたのも事実。
キャップスペースに限度があるため、レイカーズがさらなる戦力増強を果たすためには今夏レブロンが契約を一度破棄し、完全FAになって減額での再契約が理想的だ。
レブロン自身がフィジカル面、モチベーションの面で長丁場のシーズンをもう1度戦い抜けると確信できるかが最大の焦点になりそうだが、今季のプレーからこの男が急激に衰えるとは思えないため、再び“パープル&ゴールド”のユニフォームに袖を通すことになるのではないだろうか。
文●秋山裕之(フリーライター)
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