今夜はオープンショットを２、３本落としていたと思う。だからいろんなことがちょっとずつ影響しているんだと思うね。相手は僕がボールを持つと、フロアを収縮させてくるんだ。自分のディフェンダーの後ろには、もう１人（ディフェンダーが）控えている。だからもちろん、僕はもっといい仕事をする必要がある。けどそれもゲームの一部なんだ」
  　ヨキッチはナゲッツの大黒柱で、このシリーズでもマレーの平均41.1分に次ぐチーム２位の40.3分もコートに立ち、26.5点、14.8リバウンド、5.3アシスト、2.0スティール、1.3ブロックを残す最重要人物なのは間違いない。

　とはいえ、彼のショットが不発のまま勝ち切れるほど、サンダーは易しい相手ではない。ヨキッチのシュートタッチがいつ復調するか、シリーズのカギとなりそうだ。

文●秋山裕之（フリーライター）

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