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NBA

グリーンがプレーオフで“負かされた”2人の選手を明かす「彼は第1戦で俺を壊滅させた」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2025.05.19

「パスカル・シアカムとのマッチアップには負けた気がしてならない。彼は第1戦で俺を壊滅させた。第2戦では抑えたんだが、第3戦でまた調子を上げていた。第4戦で俺は彼よりもいいゲームをしていた。ただ、シリーズを通してみれば俺は負けていた」

 キャリア13年目の今季、35歳のグリーンはウォリアーズのディフェンシブ・アンカーとしてポストシーズンへ臨んだ。ウルブズとのシリーズでは平均10.6点、5.4リバウンド、4.6アシスト、1.2スティールを残したとはいえ、絶好調のランドルをスローダウンさせることはできなかった。

 ウォリアーズとのシリーズで、ランドルはニューヨーク・ニックス時代も含めてベストのシリーズ平均25.2点、7.4アシストをマークしたことに加え、フィールドゴール成功率も53.3%の高確率で、フリースローも23投中22本を沈めて成功率95.7%を叩き出した。

 グリーンはランドルのことをこのように絶賛していた。
 
「このシリーズで、俺は自分のマッチアップ相手に負けた時のことを思い出したんだ。ジュリアスは信じられなかった。素晴らしいバスケットボールをしていたよ。彼が放ったショットのうち、いくつかは俺が打たせようと仕向けたものだったけど、彼は見事それを決め切った。彼のことをものすごく称えるしかないね」

 プレーオフはカンファレンス・ファイナルの対戦カードが決まり、今季の4強が決定。ウエスタン・カンファレンスはランドルが所属するウルブズと第1シードのオクラホマシティ・サンダーのシリーズが20日にスタート。一方のイースタン・カンファレンスではシアカム擁するペイサーズと、ニックスによるシリーズが翌21日に始まる。

 グリーンにとっては複雑だろうが、好敵手たちが残っていることで、自身のモチベーションアップにつながることになると願いたい。

文●秋山裕之(フリーライター)

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