しかも受賞者だけでなく、投票の内訳を見てみても、今季を含め4年連続で得票トップ3は海外出身者で占められている。現地アメリカでもこの事態は話題になっており、次の“自国産MVP”誕生が熱望されている。
今季のMVP投票で最も多くの票を得たアメリカ人選手はボストン・セルティックスのジェイソン・テイタムだが、今プレーオフでアキレス腱断裂の重傷。来季の復帰も定かではないなか、次の候補に挙がるのが、アンソニー・エドワーズ、ケイド・カニングハムの2人だ。
2020年ドラフト全体1位指名のエドワーズは、今季リーグ4位の平均27.6点をマークし、ミネソタ・ティンバーウルブズを2年連続でカンファレンス決勝に牽引。翌21年のドラフトで1位指名されたカニングハムも、リーグ7位の平均26.1点、9度のトリプルダブルなどでデトロイト・ピストンズを6年ぶりのプレーオフに導いた。
順調に成長を遂げるこの2人の23歳ドラ1コンビに加えて、6月のドラフトで全体1位指名が確実視される18歳、クーパー・フラッグに将来のMVPを期待する声も上がった。
もっとも、海外勢もギルジャス・アレキサンダーは26歳、ヨキッチとアデトクンボは30歳としばらく全盛期は続きそうで、26歳のルカ・ドンチッチ(スロベニア出身)や21歳のヴィクター・ウェンバンヤマ(フランス出身)ら次の受賞候補も控えている。
国際化の波が押し寄せるNBA。この流れはさらに勢いを増すことになるのか、来季以降も注目したい。
構成●ダンクシュート編集部
NBA今季MVPにギルジャス・アレキサンダーが選出!サンダーをリーグ首位に牽引、ジョーダン以来の快記録も達成【投票結果一覧】<DUNKSHOOT>
今季のMVP投票で最も多くの票を得たアメリカ人選手はボストン・セルティックスのジェイソン・テイタムだが、今プレーオフでアキレス腱断裂の重傷。来季の復帰も定かではないなか、次の候補に挙がるのが、アンソニー・エドワーズ、ケイド・カニングハムの2人だ。
2020年ドラフト全体1位指名のエドワーズは、今季リーグ4位の平均27.6点をマークし、ミネソタ・ティンバーウルブズを2年連続でカンファレンス決勝に牽引。翌21年のドラフトで1位指名されたカニングハムも、リーグ7位の平均26.1点、9度のトリプルダブルなどでデトロイト・ピストンズを6年ぶりのプレーオフに導いた。
順調に成長を遂げるこの2人の23歳ドラ1コンビに加えて、6月のドラフトで全体1位指名が確実視される18歳、クーパー・フラッグに将来のMVPを期待する声も上がった。
もっとも、海外勢もギルジャス・アレキサンダーは26歳、ヨキッチとアデトクンボは30歳としばらく全盛期は続きそうで、26歳のルカ・ドンチッチ(スロベニア出身)や21歳のヴィクター・ウェンバンヤマ(フランス出身)ら次の受賞候補も控えている。
国際化の波が押し寄せるNBA。この流れはさらに勢いを増すことになるのか、来季以降も注目したい。
構成●ダンクシュート編集部
NBA今季MVPにギルジャス・アレキサンダーが選出!サンダーをリーグ首位に牽引、ジョーダン以来の快記録も達成【投票結果一覧】<DUNKSHOOT>