プレーオフのスケジュールにおいて、特定のチームだけ有利に働くことはなく、シリーズを早々に終えたチームだけが、次のラウンドまでを休養にあてることができる。
そのため、1回戦を第7戦まで戦ったウォリアーズにとって厳しい日程になったことは仕方のない事実。ただ、指揮官はテレビ放映やスポンサー契約など、リーグ運営の裏側を突いてこう指摘していた。
「(激戦の連続による選手の)消耗やスケジューリングについて不満の声が上がるのは、もっともなことだと思う。でも彼ら(リーグ)がそうした声に耳を傾けることはない。なぜならそこには莫大なお金が絡んでいるからだ。
私は現在のリーグを運営する人たちがこの莫大なお金を手放すとは思えない。そこが問題なんだ。選手たちが誰もケガをせず、生き延びることを望むのであれば、これが健康的で持続可能な方法でないことは周知の事実だ」
カーHCの発言は、絶対的な中心選手のカリーが負傷離脱してしまった今プレーオフのことだけが原因ではない。彼は以前にもレギュラーシーズンの連戦によるケガのリスクを懸念し、82試合から72試合へ短縮することを提案していた。
NBAは来季から、11年間で総額760億ドル(約12兆3120億円)という超巨額な放映権契約が適用される。そのことでスケジュールに何らかの変化は起こるのか。カーHCの言うように、選手たちの健康面や安全性が第一に考慮されることを願いたい。
文●秋山裕之(フリーライター)
NBA今季の4強が決定!史上初、7年連続で異なるチームが頂点に【カンファレンス決勝日程一覧】<DUNKSHOOT>
そのため、1回戦を第7戦まで戦ったウォリアーズにとって厳しい日程になったことは仕方のない事実。ただ、指揮官はテレビ放映やスポンサー契約など、リーグ運営の裏側を突いてこう指摘していた。
「(激戦の連続による選手の)消耗やスケジューリングについて不満の声が上がるのは、もっともなことだと思う。でも彼ら(リーグ)がそうした声に耳を傾けることはない。なぜならそこには莫大なお金が絡んでいるからだ。
私は現在のリーグを運営する人たちがこの莫大なお金を手放すとは思えない。そこが問題なんだ。選手たちが誰もケガをせず、生き延びることを望むのであれば、これが健康的で持続可能な方法でないことは周知の事実だ」
カーHCの発言は、絶対的な中心選手のカリーが負傷離脱してしまった今プレーオフのことだけが原因ではない。彼は以前にもレギュラーシーズンの連戦によるケガのリスクを懸念し、82試合から72試合へ短縮することを提案していた。
NBAは来季から、11年間で総額760億ドル(約12兆3120億円)という超巨額な放映権契約が適用される。そのことでスケジュールに何らかの変化は起こるのか。カーHCの言うように、選手たちの健康面や安全性が第一に考慮されることを願いたい。
文●秋山裕之(フリーライター)
NBA今季の4強が決定!史上初、7年連続で異なるチームが頂点に【カンファレンス決勝日程一覧】<DUNKSHOOT>
関連記事
- NBA今季の4強が決定!史上初、7年連続で異なるチームが頂点に【カンファレンス決勝日程一覧】<DUNKSHOOT>
- サンダーが13年ぶりのNBAファイナル進出!最後はウルブズを30点差で撃破、シリーズMVPはギルジャス・アレキサンダーが受賞<DUNKSHOOT>
- 1勝3敗と追い込まれたニックス。ペイサーズの波状攻撃に苦戦「1つ目の動きを止めても、次々とアクションを仕掛けてくる」<DUNKSHOOT>
- 「彼はバスケットボールの真髄を体現していた」ジョーダンの元同僚が語るレブロンとの“決定的な違い”とは?<DUNKSHOOT>
- Bリーグ2025-26シーズンの地区分けが決定!来季B1は過去最多26クラブ、4シーズンぶり東西2地区制に<DUNKSHOOT>