ペイサーズは、今年のプレーオフ16試合を終えた時点で、48分間におけるポゼッション数を指す「ペース」で出場チーム中3位の98.44を記録。サンダーが2位の100.60で、1位はサンダーがファーストラウンドでスウィープしたメンフィス・グリズリーズ(102.63)だったことから、チーム最年長(31歳)のカルーソは初戦を迎える心構えを次のように語った。
「彼らはボールをプッシュし、ハーフコートでさえも速いペースでプレーしている。今年のポストシーズンで言えば、僕らが対戦したメンフィスみたいだ。メンフィスはドライブ&キックやアーリーオフェンスをたくさんやっていた。その反面、他のチーム(ナゲッツとウルブズ)はより多くのセットオフェンスを用いてきた。だからあの時(グリズリーズとの1回戦)にまたアジャストし直して、走り切る準備をしておく必要がある」
サンダーはホルムグレンとハーテンスタインのビッグマン2人、あるいはそのうち1人、もしくはビッグマンなしのスモールラインナップと、多彩な布陣で戦うことが可能な層の厚さがある。
4戦先勝のファイナルは、最長で約2週間にわたって同じ相手と戦う。サンダーは入念に準備をしたうえで5日の初戦を迎えるとともに、ホーム2連戦ではシリーズ全体を見据えた選手起用も見せてくるだろう。
文●秋山裕之(フリーライター)
「彼らはボールをプッシュし、ハーフコートでさえも速いペースでプレーしている。今年のポストシーズンで言えば、僕らが対戦したメンフィスみたいだ。メンフィスはドライブ&キックやアーリーオフェンスをたくさんやっていた。その反面、他のチーム(ナゲッツとウルブズ)はより多くのセットオフェンスを用いてきた。だからあの時(グリズリーズとの1回戦)にまたアジャストし直して、走り切る準備をしておく必要がある」
サンダーはホルムグレンとハーテンスタインのビッグマン2人、あるいはそのうち1人、もしくはビッグマンなしのスモールラインナップと、多彩な布陣で戦うことが可能な層の厚さがある。
4戦先勝のファイナルは、最長で約2週間にわたって同じ相手と戦う。サンダーは入念に準備をしたうえで5日の初戦を迎えるとともに、ホーム2連戦ではシリーズ全体を見据えた選手起用も見せてくるだろう。
文●秋山裕之(フリーライター)
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