第1戦のSGAはフィールドゴール成功率46.7%(14/30)、3ポイント成功率50.0%(3/6)、フリースロー成功率87.5%(7/8)を記録。そのうちフリースロー6本は第4クォーターに獲得したもので、ウィリアムズとホルムグレンが苦戦するなかでサンダーを引っ張った。
そんなMVPを相手に、ペイサーズはネムハードがフィールドゴール成功率33.3%(3/9)、ネスミスが同25.0%(2/8)とウイングディフェンダー陣が好守を見せ、ベネディクト・マサリンは3本のショットを打たれながら成功ゼロに抑えるなど、それぞれが十分合格点を与えられる結果を残した。
ベンチスタートでチームに好リズムをもたらしたTJ・マッコネルはこう話す。
「彼はリーグのMVPなんだから、シャットダウンなんてできないのさ。特別な才能の持ち主なんだ。僕らにできるのは彼の仕事を可能な限り難しく仕向けて、(攻守両面で動かせて)疲れさせることくらい。彼をガードしたみんなには脱帽さ」
SGA中心でオフェンスを展開するサンダーに対し、ペイサーズはハリバートン、ネムハード、マッコネルがハンドラーを務めつつ、コート上の5選手が連動して守備陣を崩していくため、相手チームを疲弊させる点が奏功したと見ることもできる。
といっても、1点差で決着がついた第1戦と同じような展開になったとしても、次戦以降もペイサーズがサンダーに勝利できる保証はない。ウィリアムズあるいはホルムグレンが復調、または伏兵がステップアップしてサンダーがペイサーズを突き放す可能性もゼロではない。
第2戦、はたしてペイサーズが連勝するのか、それともサンダーが1勝1敗のタイに持ち込むのか。シリーズの命運を分ける重要な一戦となりそうだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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そんなMVPを相手に、ペイサーズはネムハードがフィールドゴール成功率33.3%(3/9)、ネスミスが同25.0%(2/8)とウイングディフェンダー陣が好守を見せ、ベネディクト・マサリンは3本のショットを打たれながら成功ゼロに抑えるなど、それぞれが十分合格点を与えられる結果を残した。
ベンチスタートでチームに好リズムをもたらしたTJ・マッコネルはこう話す。
「彼はリーグのMVPなんだから、シャットダウンなんてできないのさ。特別な才能の持ち主なんだ。僕らにできるのは彼の仕事を可能な限り難しく仕向けて、(攻守両面で動かせて)疲れさせることくらい。彼をガードしたみんなには脱帽さ」
SGA中心でオフェンスを展開するサンダーに対し、ペイサーズはハリバートン、ネムハード、マッコネルがハンドラーを務めつつ、コート上の5選手が連動して守備陣を崩していくため、相手チームを疲弊させる点が奏功したと見ることもできる。
といっても、1点差で決着がついた第1戦と同じような展開になったとしても、次戦以降もペイサーズがサンダーに勝利できる保証はない。ウィリアムズあるいはホルムグレンが復調、または伏兵がステップアップしてサンダーがペイサーズを突き放す可能性もゼロではない。
第2戦、はたしてペイサーズが連勝するのか、それともサンダーが1勝1敗のタイに持ち込むのか。シリーズの命運を分ける重要な一戦となりそうだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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