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NBA

「ものすごく速いチーム」ペイサーズへの警戒を強めるサンダーのSGA、カルーソは「走り切る準備をしておく必要がある」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2025.06.05

リーグ最高勝率の勢いそのままに、ファイナルまで到達したサンダー。本拠地移転後初の優勝なるか。(C)Getty Images

リーグ最高勝率の勢いそのままに、ファイナルまで到達したサンダー。本拠地移転後初の優勝なるか。(C)Getty Images

 現地時間6月4日(日本時間5日、日付は以下同)、「NBAファイナル2025」の開幕を翌日に控え、オクラホマシティ・サンダーとインディアナ・ペイサーズのメディアデーが行なわれた。

 サンダーは今季、チェット・ホルムグレンやアイザイア・ハーテンスタイン、アレックス・カルーソら複数の主力を20試合以上ケガで欠きながら、リーグベストかつフランチャイズ史上最高の68勝14敗(勝率82.9%)でレギュラーシーズンを突っ走り、プレーオフも12勝4敗の好成績で最終決戦の舞台に辿り着いた。

 デンバー・ナゲッツとのカンファレンス・セミファイナル、最終第7戦を32点差で快勝した後、エースのシェイ・ギルジャス・アレキサンダー(SGA)は「緊張していた」と明かしたものの、続くカンファレンス・ファイナルでミネソタ・ティンバーウルブズを4勝1敗で倒したことで「今はちょっと違う状況にいる。これまで一度も経験したことがない状況で楽しいよ。プレーオフが進んでいくにつれて、感情面でもうまくコントロールできている」と語っていた。

 今季は初のMVPと得点王、さらにはカンファレンス・ファイナルMVPも獲得したSGAは、プレッシャーがかかる状況が続くなかでもメンタル面を良好に保ち続けられている秘訣を明かした。
 
「正直に言えば、完全に切り離していることかな。テレビをつけず、ハイライトも一切観ない。バスケットボールを観ないんだ。家族や友人と過ごすようにしている。バスケットボールから自分を取り除くようにしているんだ。自分の生活や1日の中で、すべきことはたくさんあるからね」

 今年のプレーオフ16試合のうち11戦で30得点超えと、SGAはスコアリングリーダーとして申し分ない働きを披露。平均29.8点、5.7リバウンド、6.9アシスト、1.56スティールの成績でサンダーを牽引している。

 5日にホームのペイコム・センターで幕を開けるペイサーズとの頂上決戦に向けて、26歳の大黒柱は次のように警戒を口にしていた。

「どのチームにも長所と短所がある。相手はものすごく速いチームだ。何よりも重要なのは、彼らは自分たちのプレースタイルをよく理解していること。それに彼らは自分たちがやっていることに対してとてもこだわりを持っている。あのチームは自分たちのアイデンティティを熟知し、どんなことがあろうとそれを遂行するんだ」
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