現地時間7月18日(日本時間19日)に米スポーツ専門局『ESPN』で公開された番組『NBA Today』にて、今オフに4年2億2200万ドル(約328億5600万円)の延長契約を結ぶ資格を有しているヤングに対して、同メディアのNBAインサイダー、ボビー・マークスはこう指摘していた。
「私なら延長契約に関して対処するだろう。ただし、その内容は4年で2億2200万ドルではない。現代ではロスターを作り上げていく際、MAX契約を結ぶことはものすごく注意していかなければならない。特に年平均で5500万ドル(81億4000万円)を超えるのだからなおさらだ」
NBAでMAX額の契約を結ぶ選手はもちろん少数で、それぞれのチームで主軸を務める選手たちばかり。ヤングはホークスの最重要人物で、オールスター選出4度を誇るガード。
ただ、来季契約がプレーヤーオプションの男に対してこの時点で超巨額契約を与えることはリスクであり、今季ホークスがプレーオフ返り咲きを飾り、上位争いへ参戦できるかは未知数だ。
そしてマークス記者は「トレイ・ヤングは確かにオールスターレベルの選手だ。ただ、私なら彼をNBAのトップ15には入れないし、もしかするとトップ20にさえ入れないかもしれない。私はこのロスターがどのようにして噛み合っていくのかを見届けたい」とも口にしていた。
ポルジンギスの現行契約は残り1年で、ケナードも1年契約。ダニエルズが今オフにルーキースケールの延長契約を控えていて、開幕直前までに締結できなければ来夏に制限付きFAとなる。
そう考えると、ホークスは今夏に加えた新加入組と現有戦力を組み合わせたロスターで今季を戦い抜き、その結果をベースにヤングとの延長契約を決断することが賢明な判断になるのではないだろうか。
文●秋山裕之(フリーライター)
【画像】NBA最強の選手は誰だ?識者8人が選んだ21世紀の「ベストプレーヤートップ10」を厳選ショットで紹介!
「私なら延長契約に関して対処するだろう。ただし、その内容は4年で2億2200万ドルではない。現代ではロスターを作り上げていく際、MAX契約を結ぶことはものすごく注意していかなければならない。特に年平均で5500万ドル(81億4000万円)を超えるのだからなおさらだ」
NBAでMAX額の契約を結ぶ選手はもちろん少数で、それぞれのチームで主軸を務める選手たちばかり。ヤングはホークスの最重要人物で、オールスター選出4度を誇るガード。
ただ、来季契約がプレーヤーオプションの男に対してこの時点で超巨額契約を与えることはリスクであり、今季ホークスがプレーオフ返り咲きを飾り、上位争いへ参戦できるかは未知数だ。
そしてマークス記者は「トレイ・ヤングは確かにオールスターレベルの選手だ。ただ、私なら彼をNBAのトップ15には入れないし、もしかするとトップ20にさえ入れないかもしれない。私はこのロスターがどのようにして噛み合っていくのかを見届けたい」とも口にしていた。
ポルジンギスの現行契約は残り1年で、ケナードも1年契約。ダニエルズが今オフにルーキースケールの延長契約を控えていて、開幕直前までに締結できなければ来夏に制限付きFAとなる。
そう考えると、ホークスは今夏に加えた新加入組と現有戦力を組み合わせたロスターで今季を戦い抜き、その結果をベースにヤングとの延長契約を決断することが賢明な判断になるのではないだろうか。
文●秋山裕之(フリーライター)
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