スモールフォワードには実力者のジャマール・ウィルクスがいたため、1年目はベンチからの出場となったが、それでも平均13.4点。フィールドゴール成功率は57.9%と驚異的な高確率で、足首のケガによりプレーオフには欠場したものの、オールルーキーチームに選出された。
特に目を惹いたのはNBAで一番とも言われたスピードで、自ら「自分の動きが速すぎて、相手の動きが読み切れない時がある」と言うほどだった。
マジックを先頭にした、素早いパス回しからの速攻の最後を、ウォージーがワンハンドダンクで飾るのがレイカーズの名物となった。GM(ゼネラルマネージャー)のジェリー・ウエストも「彼を相手にマッチアップするのは不可能だろう。相手の背が低ければその上からシュートを決めるし、背の高い相手にはクイックネスで対抗できるからね」とほくそ笑んだ。
文●出野哲也
※『ダンクシュート』2011年11月号原稿に加筆・修正
【画像】NBA最強の選手は誰だ?識者8人が選んだ21世紀の「ベストプレーヤートップ10」を厳選ショットで紹介!
特に目を惹いたのはNBAで一番とも言われたスピードで、自ら「自分の動きが速すぎて、相手の動きが読み切れない時がある」と言うほどだった。
マジックを先頭にした、素早いパス回しからの速攻の最後を、ウォージーがワンハンドダンクで飾るのがレイカーズの名物となった。GM(ゼネラルマネージャー)のジェリー・ウエストも「彼を相手にマッチアップするのは不可能だろう。相手の背が低ければその上からシュートを決めるし、背の高い相手にはクイックネスで対抗できるからね」とほくそ笑んだ。
文●出野哲也
※『ダンクシュート』2011年11月号原稿に加筆・修正
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