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NBA

【NBAデュオ列伝】ウェバー&ウィリアムズ――弱小キングスを再生させたエキサイティングなコンビ|前編

出野哲也

2020.07.28

ウィリアムズは華麗なドリブルやノールックパスなど派手なプレーでファンを魅了。キングスを魅力的なチームに生まれ変わらせた。(C)Getty Images

ウィリアムズは華麗なドリブルやノールックパスなど派手なプレーでファンを魅了。キングスを魅力的なチームに生まれ変わらせた。(C)Getty Images

 ウェバーとのコンビネーションも最高だった。「あいつは練習では無茶苦茶なパスをしてくるんだ。こっちは本能的に反応するしかないんだけど、それが楽しいんだ。心臓がドキドキするようなスリルを味わえる」

 ウェバーに絶賛されたウィリアムズも、「クリスは自分にとって一番の親友で、素晴らしいチームメイトだ。一旦コートに足を踏み入れたら、100%の力を出そうとする。彼のことを心から尊敬しているよ」と称賛の言葉を返した。

 内面的にも2人は似通っていた。「俺は友人があまり多くはない。それより、少数でも親密な関係を作りたい方なんだ」(ウェバー)、「自分のことを知られるのは好きじゃない。だから家にいて、テレビを見てることが多いんだよ」(ウィリアムズ)。少々気難しいところのある複雑な性格の2人だからこそ、引かれあうものがあったのだろう。
 
 ウィリアムズは平均12.8点、6.0アシスト、1.9スティールでオールルーキー1stチームに選ばれ、新人王投票ではヴィンス・カーターに次ぐ2位に入った。ウェバーも平均13.0リバウンドで初のタイトルを獲得する活躍で、キングスを17年ぶりのシーズン勝ち越しへと導いた。ドアマットチームの象徴的存在だったキングスを、エキサイティングで注目を集めるチームに再生させた2人の貢献度は、数字以上に高かった。

「サクラメントは最高だ。確かにここでは8時に店が閉まるから、試合が終わってからメシを食う場所にも困る。それでも、選手の言葉に耳を傾けてくれるコーチがいて、誰が点を入れようと気にしない選手たちがいる。ジェイソンやブラデとは、プライベートでもいい友人さ。彼らといつまでも一緒にプレーできればいいね」

 ジェイソンという最高のパートナーを得たウェバーは、あれほど嫌がっていたキングスを心から愛せるようになっていた。(後編へ続く)

文●出野哲也 
※『ダンクシュート』2006年3月号掲載原稿に加筆・修正。

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