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NBA

【欧州バスケ界の“仁義なき戦い”・後編】BCLがバスケ界で果たす役割とは?そして見所満載のファイナル8がいよいよ開幕!

小川由紀子

2020.09.23

 各チームともアメリカ人選手を抱えているが、各国の規定に関係なく、BCLの試合ではロースターが10人以下なら最低4人、11、12人であれば5人以上は自国出身選手を登録する、という制約を設けている。タレント育成を柱に掲げるFIBAの管轄らしいルールだ。

 FIBAヨーロッパのアンドレアス・ザグクリス事務局長は、インタビューで「上を目指す重要さと同じだけ、我々にとってはグラスルーツのケアも大切なこと。我々の最大のミッションは、この競技を発展させることにあるからね」と発言。そのために、今後もユーロリーグと協力できる余地はまだまだあると考えているという。

「収益を上げることと、スポーツ自体の質を向上させること。このふたつのストラテジーを上手い具合に両立させていくことが理想だ。(ユーロリーグと)協力し、共通の地場をより多くもつことで、可能性はますます広がるだろう」(ザグクリス氏)
 
 対して『ESPN』に寄稿する欧州在住のバスケットボール記者マーク・ウッズは、「BCLが成功しているとは言い難い。FIBAはこの大会のために莫大な資金を投じているが、もっと別の、より良い形で資金を使う方法があるように思える」と私見を語ってくれたが、参戦クラブのファンにとっては、単純に国を跨いだコンペティションは面白いはずだ。

 それに選手たちにとっても、いろいろな国の選手やチームと対戦できる国際大会は研鑽の場になるし、キャリアアップにもなる。BCLで活躍して、ユーロリーグ出場クラブに移籍を叶える選手も少なくない。今季平均11.6点、7.7リバウンドをマークし、チュルク・テレコムのインサイドを支えたフランス人センター、ムスタファ・フォールはこの夏、トニー・パーカー(元サンアントニオ・スパーズほか)のいるアスヴェルに引き抜かれ、来たる新シーズンはユーロリーグに初挑戦する。

 ともあれ、欧州で最もバスケットボール熱が高い都市と言っても過言ではないアテネが会場なら、盛り上がることは間違いない。『livebasketball.tv』でライブ視聴も可能だから、これを読んでもし興味が沸いたなら、ぜひチェックしてみてほしい。

文●小川由紀子

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