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NBA

【NBA背番号外伝】ベイラー、ドレクスラーらスコアラーが愛用した22番の歴史。今ファイナル大活躍のバトラーも袖を通した理由は?

出野哲也

2020.10.11

 これまで21番や23番だったジミー・バトラーは、マイアミ・ヒートに移った今季から22番。シカゴ・ブルズやミネソタ・ティンバーウルブズで一緒にプレーし「俺の人生で最もタフな人間の1人」と尊敬しているタージ・ギブソンが、長年着けていた番号との理由である。バトラーもまたオールディフェンシブチーム4度選出の好ディフェンダーで、今季ヒートのファイナル進出に大きく貢献した。

 2014年のドラフト1位でキャブズに指名されたアンドリュー・ウィギンズは、大学時代に22番をつけていたが、ナンスの欠番であるため入団時に21番に変更。ところが1試合もプレーすることなくウルブズに移ったことで希望の22番に袖を通し、ゴールデンステイト・ウォリアーズにトレードされた現在も継続中だ。
 
 同年2位指名のジャバリ・パーカーも、父ソニーがかつてウォリアーズで22番を着用。1位指名の選手では2018年のディアンドレ・エイトン(フェニックス・サンズ)、古くは1971年のオースティン・カーもキャブズ入団1年目のみ背番号22だった。

文●出野哲也

※『ダンクシュート』2014年9月号掲載原稿に加筆・修正。

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