ナッシュはアービングに関してそんな気遣いの感じられる言葉を残していたし、アービングの方も同じポジションで殿堂入りのキャリアを築いた大先輩に対してリスペクトを抱いているに違いない。しかし、アービングは扱いの難しさでもすでに有名になった感がある。ブラッド・スティーブンス(ボストン・セルティックスHC)、ケニー・アトキンソン(元ネッツHC)という評価の高いコーチたちでも手を焼いただけに、その関係がどうなるかは始まってみなければわからない。
新HCがスーパースターたちと良好なケミストリーを築きさえすれば、2020-21シーズンのネッツは一気に優勝が狙えるチームになる可能性がある。デュラント、アービング、キャリス・ルバート、スペンサー・ディンウィディー、ジャレッド・アレンといったタレント揃いのロースターは魅力的だし、トレードやFA(フリーエージェント)補強で戦力がさらにパワーアップすることも十分考えられる。
だからこそ、ナッシュの役割と責任は重大になる。ポテンシャルの高さと不確定要素が入り交じった来季のネッツは非常に興味深く、リーグ最大級の注目チームになっていくことは間違いないだろう。
文●杉浦大介
※『ダンクシュート』2020年11月号原稿に加筆・修正。
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新HCがスーパースターたちと良好なケミストリーを築きさえすれば、2020-21シーズンのネッツは一気に優勝が狙えるチームになる可能性がある。デュラント、アービング、キャリス・ルバート、スペンサー・ディンウィディー、ジャレッド・アレンといったタレント揃いのロースターは魅力的だし、トレードやFA(フリーエージェント)補強で戦力がさらにパワーアップすることも十分考えられる。
だからこそ、ナッシュの役割と責任は重大になる。ポテンシャルの高さと不確定要素が入り交じった来季のネッツは非常に興味深く、リーグ最大級の注目チームになっていくことは間違いないだろう。
文●杉浦大介
※『ダンクシュート』2020年11月号原稿に加筆・修正。
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