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国内バスケ

地域スポーツを活性化の“元気玉”に。B3リーグさいたまブロンコスの新たな挑戦

保坂明美(THE DIGEST編集部)

2021.01.15

1月16日、17日に浦和駒場体育館で開催されるさいたまブロンコスのホーム開幕戦は、無料で観戦できることになった(感染対策により事前申し込みが必要)。

1月16日、17日に浦和駒場体育館で開催されるさいたまブロンコスのホーム開幕戦は、無料で観戦できることになった(感染対策により事前申し込みが必要)。

 人を呼び寄せる企画においては、かつて球場の稼働率が50%を切っていたベイスターズを、新たな集客イベントによって、5年で90%にまで押し上げた池田氏の本領発揮といったところだろう。

「飼育体験もそうですが、試合会場でバーベキューができたり、近隣の秩父で試合を行なう時には観光や軽い旅行がてら観戦できるパッケージなどもできたりしたらいい。“ブロンコスが遊びを教えてくれる”というのが理想です」
 
 また、この池田氏の活動を後押しするであろうイベントが2021年には控えている。五輪のバスケットボールがさいたまスーパーアリーナで開催されることだ。日本の八村塁、渡邊雄太を始め、NBAで活躍する選手たちが最高峰のパフォーマンスを繰り広げることになる。

「新型コロナウイルスの状況にもよりますが、オリンピックが開催されれば絶対ブームになります。必ずスポーツは日本の、地域の“元気玉”になる。ここで埼玉のほぼ100%の人がブロンコスの存在を認知してくれることになるはずですから、そのタイミングで僕らは“面白いね、アイツら”という存在になっておかないといけない。今はそのための準備期間ととらえています」

 さいたまブロンコスというバスケットボールのチームを軸に、どう地元に根差していくか…。地域スポーツの運営において、大きな指針となっていくのではないだろうか。

取材・文●保坂明美(THE DIGEST編集部)
 

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