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NBA

レイカーズはマジックが断トツ!他球団の記録保持者は…チーム別トリプルダブル達成数ランキング【パシフィック編】<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2021.04.09

■フェニックス・サンズ
1位ジェイソン・キッド/25回(309試合)
2位ケビン・ジョンソン/13回(683試合)
3位アルバン・アダムズ/12回(988試合)
4位チャールズ・バークレー/8回(280試合)
5位ボリス・ディーオウ/5回(258試合)

 2000年代に“Mr.トリプルダブル”と呼ばれたキッドが2位以下を引き離してトップに。若手時代を過ごしたダラス・マーベリックスでは最初の2年間で13回のTDを記録し、3年目の途中にサンズへ移ってからもTDを量産。同球団でフルシーズンを送った1997~2001年は4年連続でリーグ最多をマークしている。

 もっとも、選手としての評価を最大限に高めたのは01年のネッツ移籍後で、在籍7年中6シーズンで8回以上のTDを達成。ポジション取りの巧さを生かしたリバウンドから鮮やかな速攻でチームメイトの得点を演出し、“勝利に導くトリプルダブラー”として名を馳せた。

 2位のジョンソンはキッド加入前のエースガード。185cmとサイズは並だったものの、抜群の身体能力を武器に89~92年には4年連続で平均20点&10アシスト以上をマークし、リバウンドでも強さを見せた。

 3~5位はいずれもインサイドのプレーヤーが並ぶ。アダムズは1975~88年までサンズ一筋のセンター。5回のTDを記録した1年目は平均19.0点、9.1リバウンド、5.6アシストの好成績で新人王に輝いている。

 90年代を代表するパワーフォワードのバークレーは、サンズ加入初年度の93年にリーグ最多6回のTDを記録してシーズンMVPを受賞。4年の在籍期間(92~96年)を含め、引退するまで15年連続で平均ダブルダブルを叩き出し、パサーとしても器用な面を見せた。フランスが誇る万能戦士のディーオウはMIPを受賞した2005-06シーズンに4回のTDをマークしている。
 
■サクラメント・キングス
1位オスカー・ロバートソン/176回(752試合)
2位クリス・ウェバー/14回(377試合)
3位ノーム・ヴァン・ライアー/13回(173試合)
4位モーリス・ストークス/11回(202試合)
5位サム・レイシー/9回(888試合)

 球団内にとどまらずNBA史上で最多TD数(キャリア通算181回)を誇るのが、元祖Mr.トリプルダブルことオスカー・ロバートソンだ。1960年にキングスの前身であるシンシナティ・ロイヤルズに入団すると、1年目から26回のTDを記録。2年目には79試合中41試合でTDを達成し、史上初のシーズン平均TD(30.8点、12.5リバウンド、11.4アシスト)という偉業を成し遂げた。3年目以降も20回、26回、22回とNBA入りから5年連続で20回以上をマークしており、その万能性は現代になって改めてクローズアップされている。

 2位のウェバーは2000年代のトップPFの1人。99年から03年にかけて5年連続で平均20点&10リバウンド以上をマークしたほか、ポストでのパス能力にも優れ、在籍6年半で平均4.8アシストを記録した。

構成●ダンクシュート編集部
 
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