年々“ポジションレス化”が進行するNBAで、特に注目される記録のひとつが、1試合に3部門で2桁を稼ぐ「トリプルダブル」だ。最近ではウィザーズのラッセル・ウエストブルックが移籍1年目で球団新記録を打ち立てたことでも話題になった。そこで今回は、それぞれのチームにおけるトリプルダブル達成回数の記録保持者を紹介。第1回はウィザーズを筆頭に、ホークスやホーネッツ、ヒート、マジックが所属する「サウスイースト・ディビジョン編」をお届けする。
■ワシントン・ウィザーズ
※記録はレギュラーシーズンが対象。回数の後のカッコ内は当該球団での出場試合数。
1位ラッセル・ウエストブルック/17回(39試合)
2位ダレル・ウォーカー/15回(283試合)
3位ジョン・ウォール/7回(573試合)
3位ウェス・アンセルド/7回(984試合)
5位クリス・ウェバー/6回(212試合)
キャリア通算で歴代2位の163回を誇る現代の“Mr.トリプルダブル”は、ウィザーズに加入した今季もその実力を遺憾なく発揮。開幕から4試合連続トリプルダブル(以下、TD)とロケットスタートを切ると、2月には早くも球団史上2位に。3月29日のインディアナ・ペイサーズ戦ではNBA史上初の35得点&20アシスト以上でのTDを達成し、38試合目にしてウィザーズの球団記録保持者となった。
ターンオーバーの多さやシュート精度の低さは今でもたびたび指摘されるが、コート上では常にエネルギッシュに動き回るスタミナとリーダーシップはさすがの一言。今季17回のTDはもちろんリーグ1位、気付けばシーズンのスタッツも平均TD(21.8点、10.3リバウンド、10.6アシスト)に乗せており、2年ぶり4回目の大偉業も射程圏内だ。
ウエストブルックに抜かれるまでトップに立っていたウォーカーは、1980~90年代に活躍したコンボガード。キャリア平均8.9点とスター選手の地位にいたわけではないが、89-90シーズンには9回のTDを記録し、在籍4年ながら球団唯一の2桁回数達成者となった。5位のウェバーもウィザーズ在籍は4年間のみ。98年に移籍したサクラメント・キングスでオールラウンドビッグマンとしての才能を開花させ、キャリア通算では歴代23位タイ(21回)につけている。
■ワシントン・ウィザーズ
※記録はレギュラーシーズンが対象。回数の後のカッコ内は当該球団での出場試合数。
1位ラッセル・ウエストブルック/17回(39試合)
2位ダレル・ウォーカー/15回(283試合)
3位ジョン・ウォール/7回(573試合)
3位ウェス・アンセルド/7回(984試合)
5位クリス・ウェバー/6回(212試合)
キャリア通算で歴代2位の163回を誇る現代の“Mr.トリプルダブル”は、ウィザーズに加入した今季もその実力を遺憾なく発揮。開幕から4試合連続トリプルダブル(以下、TD)とロケットスタートを切ると、2月には早くも球団史上2位に。3月29日のインディアナ・ペイサーズ戦ではNBA史上初の35得点&20アシスト以上でのTDを達成し、38試合目にしてウィザーズの球団記録保持者となった。
ターンオーバーの多さやシュート精度の低さは今でもたびたび指摘されるが、コート上では常にエネルギッシュに動き回るスタミナとリーダーシップはさすがの一言。今季17回のTDはもちろんリーグ1位、気付けばシーズンのスタッツも平均TD(21.8点、10.3リバウンド、10.6アシスト)に乗せており、2年ぶり4回目の大偉業も射程圏内だ。
ウエストブルックに抜かれるまでトップに立っていたウォーカーは、1980~90年代に活躍したコンボガード。キャリア平均8.9点とスター選手の地位にいたわけではないが、89-90シーズンには9回のTDを記録し、在籍4年ながら球団唯一の2桁回数達成者となった。5位のウェバーもウィザーズ在籍は4年間のみ。98年に移籍したサクラメント・キングスでオールラウンドビッグマンとしての才能を開花させ、キャリア通算では歴代23位タイ(21回)につけている。