スクリーンも「若い選手、とりわけ女子選手が、自分たちの極限を目指してこの競技を続けていく上で、メンターの存在は非常に有効です。選手たちが自身のキャリアと学業の間に絶妙なバランスを見つけられるよう、的確なサポートを与えていくことができるでしょう」と付け加えた。
競技者のためのアスリートライフスタイル・ライフスキル、また、ライフスキルをスポーツを通じて養う、という発想は世界中で注目度を増していて、今後もどんどん発展していく分野だ。ちなみにWHO(世界保健機関)によると、ライフスキルとは『日常的に起こる様々な問題や要求に対して、より建設的かつ効果的に対処するためのスキル』のことで、『意思決定、問題解決、創造的思考、批判的思考、コミュニケーションスキル、対人関係スキル、自己認知、共感性、情動への対処、ストレスの対処』の10項目が挙げられている。
①、②の2項目でアスリートライフスタイルを学んだ後、③の論文で、それを自国の状況に落とし込む活用法に展開させて修了、という点は興味深い。FIBAというバスケットボールを統括する世界機関が主導し、全加盟団体に推進させていくというこの試みで、競技者が置かれている環境が向上へ向かうことを期待したい。
文●小川由紀子
【PHOTO】NBA最強の選手は誰だ?識者8人が選んだ21世紀の「ベストプレーヤートップ10」を厳選ショットで紹介!
競技者のためのアスリートライフスタイル・ライフスキル、また、ライフスキルをスポーツを通じて養う、という発想は世界中で注目度を増していて、今後もどんどん発展していく分野だ。ちなみにWHO(世界保健機関)によると、ライフスキルとは『日常的に起こる様々な問題や要求に対して、より建設的かつ効果的に対処するためのスキル』のことで、『意思決定、問題解決、創造的思考、批判的思考、コミュニケーションスキル、対人関係スキル、自己認知、共感性、情動への対処、ストレスの対処』の10項目が挙げられている。
①、②の2項目でアスリートライフスタイルを学んだ後、③の論文で、それを自国の状況に落とし込む活用法に展開させて修了、という点は興味深い。FIBAというバスケットボールを統括する世界機関が主導し、全加盟団体に推進させていくというこの試みで、競技者が置かれている環境が向上へ向かうことを期待したい。
文●小川由紀子
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