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NBA

アデトクンボの超絶ブロックはプレーオフ史上最高!? 現地メディアが過去の名ブロックを紹介<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2021.07.16

6)バム・アデバヨ/2020年イースト決勝第1戦

 昨年のプレーオフでは、レブロンがブレイザーズやロケッツ相手に豪快なチェイスダウンブロックを見せたものの、ベストブロックを挙げるならこのプレーだろう。延長にもつれた一戦は、残り12.0秒にジミー・バトラーが執念の3ポイントプレーを成功させてヒートが逆転。セルティックスは最後の望みをかけてジェイソン・テイタムが右サイドからダンクを狙うも、アデバヨが指先で押し返して見事に阻止してみせた。
 
7)マヌ・ジノビリ/2017年ウエスト準決勝第5戦

 スパーズの3点リードで迎えた延長残り9.3秒。スイッチしてジェームズ・ハーデンとの相対したジノビリは、一度はドリブルで抜かれるも、ハーデンのシュートコースをを先読みし、後方から鮮やかに遮る頭脳プレーに成功。ベテランが見せた巧みなブロックに、会場には大歓声が鳴り響いた。

8)ベン・ウォーレス/2006年イースト決勝第5戦

 第3クォーター中盤、リング下でマークマンを振り切ったシャキール・オニールが軽々とダンクを叩き込むだろうと思われた瞬間、カバーに入ったベン・ウォーレスがコースを読み切って空中へ舞い上がり、完璧にブロック。ジャンプボールへと持ち込んだこのプレーは、ディフェンスにプライドを持つビッグベンにとっても印象的なブロックとなった。

文●秋山裕之(フリーライター)
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