もう1人、ブレイクが期待されるのが、スペインのバスコニアからトルコのフェネルバフチェに移籍したアメリカ人ガードのピエリア・ヘンリーだ。彼が加入した2019-20シーズン、バスコニアは10年ぶりの国内タイトルを獲得。2年連続でユーロリーグのスティール王に輝き、アシスト力も高いヘンリーと、フランス代表の頭脳派ナンド・デ・コロ、タイプの違う2人のガードは面白いコンビになりそうだ。
最後に昨季のトップ2チーム、アナドル・エフェスとバルセロナは主力に手を加えず熟成路線だ。
そのなかでも準優勝のバルセロナは、ライバルのレアルから、オリンピックでも活躍したアルゼンチン代表のPGニコラス・ラプロビットラを獲得。今年のNBAドラフトでオクラホマシティー・サンダーから全体34位で指名(その後ニューヨーク・ニックスにトレード)された、リトアニア期待のPGロカス・ヨクバイティスも、師匠のサルーナス・ヤシケビシャスHCに引き抜かれた。NBA 行きに備えて磨きをかけるシーズンとなる。
ディフェンディング・チャンピオンのエフェスも、シェーン・ラーキンと昨季のMVPヴァシリエ・ミチッチの両エースが残留。さらにケミストリーを向上させてタイトル防衛に挑む。
文●小川由紀子
最後に昨季のトップ2チーム、アナドル・エフェスとバルセロナは主力に手を加えず熟成路線だ。
そのなかでも準優勝のバルセロナは、ライバルのレアルから、オリンピックでも活躍したアルゼンチン代表のPGニコラス・ラプロビットラを獲得。今年のNBAドラフトでオクラホマシティー・サンダーから全体34位で指名(その後ニューヨーク・ニックスにトレード)された、リトアニア期待のPGロカス・ヨクバイティスも、師匠のサルーナス・ヤシケビシャスHCに引き抜かれた。NBA 行きに備えて磨きをかけるシーズンとなる。
ディフェンディング・チャンピオンのエフェスも、シェーン・ラーキンと昨季のMVPヴァシリエ・ミチッチの両エースが残留。さらにケミストリーを向上させてタイトル防衛に挑む。
文●小川由紀子