2017年のユーロバスケットでは大会2位の平均23.7点を叩き出し、ベスト8入りに大きく貢献したスコアラーが加入する威力は絶大。ドイツは1993年、やはり地元で開催された大会で見事優勝している。今回もファンの声援を力に、番狂わせを演じるか?
そして、ディフェンディングチャンピオンのスロベニアは、もちろんルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス)がエースとしてチームを牽引。さらに前回大会のMVP、ゴラン・ドラギッチ(シカゴ・ブルズ)の復帰で、チームの士気は大いに高まっている。スロベニアという小国にとって、彼らの存在意義を世界に発信できるバスケットボールへの情熱は、想像以上に大きい。大会前のテストマッチでもセルビアを破るなど調子は上がっており、今大会も“緑軍団”は期待できそうだ。
そのほか、リトアニアは英雄アルビダス・サボニスの息子ドマンタス(サクラメント・キングス)と、本国で大人気のヨナス・ヴァランチュナス(ニューオリンズ・ペリカンズ)が参戦。イタリアはボストン・セルティックスに移籍したダニーロ・ガリナー・ジャズとの2WAY契約が決まったシューティングガードのシモーネ・フォンテッキオがメンバー入りしている。これまでオリンピア・ミラノ(現アルマーニ)やアルバ・ベルリンなど欧州クラブでプレーしていた26歳のNBA新入生は、地元ファンから盛大な応援を受けることだろう。
そして、エースのリッキー・ルビオ(クリーブランド・キャバリアーズ)が負傷中、ガソル兄弟やセルヒオ・ロドリゲスも代表引退したスペイン代表で中核をなすのは、フアンチョ(トロント・ラプターズ)とウィリー(ペリカンズ)のエルナンゴメス兄弟だ。そして昨年、ヒューストン・ロケッツでのNBAデビュー1年目は苦戦したウスマン・ガルバも、代表では輝きを放ってくれることだろう。
後編では、優勝候補チームや、注目の対戦カードをご紹介する。
文●小川由紀子
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そして、ディフェンディングチャンピオンのスロベニアは、もちろんルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス)がエースとしてチームを牽引。さらに前回大会のMVP、ゴラン・ドラギッチ(シカゴ・ブルズ)の復帰で、チームの士気は大いに高まっている。スロベニアという小国にとって、彼らの存在意義を世界に発信できるバスケットボールへの情熱は、想像以上に大きい。大会前のテストマッチでもセルビアを破るなど調子は上がっており、今大会も“緑軍団”は期待できそうだ。
そのほか、リトアニアは英雄アルビダス・サボニスの息子ドマンタス(サクラメント・キングス)と、本国で大人気のヨナス・ヴァランチュナス(ニューオリンズ・ペリカンズ)が参戦。イタリアはボストン・セルティックスに移籍したダニーロ・ガリナー・ジャズとの2WAY契約が決まったシューティングガードのシモーネ・フォンテッキオがメンバー入りしている。これまでオリンピア・ミラノ(現アルマーニ)やアルバ・ベルリンなど欧州クラブでプレーしていた26歳のNBA新入生は、地元ファンから盛大な応援を受けることだろう。
そして、エースのリッキー・ルビオ(クリーブランド・キャバリアーズ)が負傷中、ガソル兄弟やセルヒオ・ロドリゲスも代表引退したスペイン代表で中核をなすのは、フアンチョ(トロント・ラプターズ)とウィリー(ペリカンズ)のエルナンゴメス兄弟だ。そして昨年、ヒューストン・ロケッツでのNBAデビュー1年目は苦戦したウスマン・ガルバも、代表では輝きを放ってくれることだろう。
後編では、優勝候補チームや、注目の対戦カードをご紹介する。
文●小川由紀子
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