もっとも、昨季のB1の得点王は身長198cmのペリン・ビュフォード(島根スサノオマジック)で、今季の得点ランクTOP3を占めているのは、河村勇輝(横浜ビー・コルセアーズ)、富樫勇樹(千葉ジェッツ)、安藤誓哉(島根)の日本人3人衆だ。
Bリーグのスタイル自体が、以前のポストプレー中心から変わってきている傾向も見られ、今後はビッグマン以外の実力派外国人選手が増えることで、ポジション争いやマッチアップを通して日本人選手のスキルアップにつながる好循環も期待できる。
今夏のワールドカップでも、得点部門で全体7位、リバウンド数で同2位と八面六臂の働きを見せたジョシュ・ホーキンソン(サンロッカーズ渋谷)の活躍が、日本バスケをワンランク前に推し進めたのは誰もが認めるところだろう。
外国人枠に制限のないユーロリーグでは、自国の若手選手が出場時間を得にくい状況にもなっているが、自国リーグではそれぞれ外国人枠があるため、若手は国内リーグで育て、外国人のスター選手はユーロリーグに専念、という使い分けをしているクラブもある。実際に、試合の“勝ち方”を知っている経験豊富なベテランの存在が、チームの底上げに大きく貢献しているのも事実だ。
いずれにせよ、“NBAに次ぐ世界2位のリーグ”を目指すというBリーグの野望は国外にも着実に伝わっている。選手たちもその成り行きに注目している今、日本でのプレーを目指す猛者たちはますます増えていきそうだ。
文●小川由紀子
バスケの最新世界ランキング、日本が26位に大躍進!アメリカが1位奪還、W杯優勝のドイツは3位に浮上<DUNKSHOOT>
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いずれにせよ、“NBAに次ぐ世界2位のリーグ”を目指すというBリーグの野望は国外にも着実に伝わっている。選手たちもその成り行きに注目している今、日本でのプレーを目指す猛者たちはますます増えていきそうだ。
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