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NBA

超絶ダンクで“時の人”となったマック・マクラング。運命を変えたコンテストの舞台裏とその後<DUNKSHOOT>

小川由紀子

2023.02.26

 毒舌シャックさえも「今年のダンクコンテストは彼に救われたな」とコメント。競技が始まる前、オニールはいつもの調子で「誰もお前の名前は知らない」と言い放ったが、そこからさらに「終わる頃にはみんなにお前の名前を覚えさせてやれ」と言われたことで発奮したと、マクラングはインタビューで明かしている。

 この晴れ舞台のために約2か月間も練習を重ねてきたというが、敬服するのは、あのような大技を本番で成功させた勝負強さだ。

 練習でできたものを、プレッシャーのかかった本番で成功させるというのはものすごく大変である。実際マックラングも、最後に披露した540度回転ダンクは当初は1発目にやるつもりだったが、前日の練習でまったく決まらなかったため順番を変えたのだそうだ。
 
 しかも前夜、一緒に泊まった高校時代の友人のいびきがあまりにうるさくて眠れず、当日はゾンビ状態だったというが「本場になったらアドレナリンが出てきて覚醒した」というから大したものだ。

 昨夏は、欧州の強豪フェネルバフチェ(トルコ)や上海シャークスからの誘いも受けたというが、高額サラリーのオファーを蹴ってNBAへの道を目指すことを選んだ。

 ダンクだけではない、プレーメーカーとして成長している彼のプレーを、NBAで当たり前のように観られる日が待ち遠しい。

文●小川由紀子

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