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海外サッカー

「ポテンシャルの一端を示した」バルサ加入のラッシュフォードに各方面から高評価&期待! 古巣マンUの地元紙も「成功の可能性が高い」

THE DIGEST編集部

2025.07.29

背番号は14となったラッシュフォード。バルサのトップチームにイングランド人が在籍するのは、あのリネカー以来2人目。(C)Getty Images

背番号は14となったラッシュフォード。バルサのトップチームにイングランド人が在籍するのは、あのリネカー以来2人目。(C)Getty Images

 一時は契約上のトラブルで開催が危ぶまれたバルサの日本遠征だが、7月27日に無事に実現し、ヴィッセル神戸相手に3-1の勝利を飾った。

【動画】神戸戦でバルサの若きタレントが躍動! 親善試合ハイライト

 この一戦は、今夏にマンチェスター・ユナイテッドからレンタルで加入したマーカス・ラッシュフォードにとっての新天地デビュー戦となり、27歳のイングランド代表FWは後半開始からピッチに登場し、「加入間もなく、他の選手に比べて調整が遅れており、まだボールを使った練習をあまりしていない」というハンジ・フリック監督の配慮からペドロ・フェルナンデスとの交代を命じられるまで33分間、左サイドの前線でプレーしている。

 バルセロナのスポーツ紙『MUNDO DEPORTIVO』は、彼の初パフォーマンスを「派手さはなかったものの、自身のポテンシャルの一端を示した。左サイドで若手ジョフレ・トレンツと連係し、何度かチャンスを演出。また、シュートも1本放ったが、これは相手GKにとって脅威にはならなかった」と評した。
 
 マンUでは地元マンチェスター生まれでアカデミー出身というクラブのシンボルとなるべき存在だったが、エリク・テン・ハフ、ルベン・アモリムといった監督との確執やサポーターとの関係悪化によって居場所を失った彼は、24日に3500万ユーロ(約61億円)の買取りオプション付き契約でバルサ加入が決定した際には、記者会見で「まるで故郷にいるような気分。正しい決断をしたと感じている」と喜びを露にしたが、この試合の後にもSNSでバルサのユニホームを着てのデビュー戦に満足感を示している。

 マンチェスターの地元紙『Manchester Evening News』は、送り出したラッシュフォードの新天地デビューを報じる記事で、「彼は才能溢れるチームに加わったが、ここでは自らのレベルを引き上げなければならない。このレンタル移籍を経て、来夏にバルサへ完全移籍するには、継続して高いパフォーマンスを発揮する必要があるからだ。バルサが買取りオプションを行使するためには、結果を出すことが絶対条件である」と指摘したが、その展望はポジティブなものとなった。

「ラッシュフォードの現状を見れば、この移籍は成功する可能性の方が高い。もし彼がバルサのラ・リーガ連覇に貢献し、欧州の舞台(チャンピオンズリーグ)でも活躍し、さらに個人としても好成績を収めることができれば、マンUで不調に苦しんだ状況から一転して、大きく評価を高めることになるだろう」
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