サウジアラビアの国内リーグと国王杯の上位各2チームによるトーナメントで争われるサウジ・スーパーカップは、8月23日に中立地の香港で決勝が行なわれ、アル・アハリがアル・ナスルをPK戦の末に下した。
2024-25シーズンはリーグ、カップともにアル・イテハドが優勝したため、リーグ3位のアル・ナスルが繰り上げで出場。リーグ2位のアル・ヒラルは今夏のクラブワールドカップ出場による疲労で辞退し、リーグ5位のアル・アハリが繰り上げとなった(4位は国王杯準優勝のアル・カーディシーア)。そして準決勝でアル・イテハドを下したアル・ナスル、アル・カーディシーアを下したアル・アハリという、いずれも繰り上げ組が決勝に駒を進めた。
ピッチコンディションの悪い中で行なわれた優勝決定戦は、41分に相手のハンドで得たPKをクリスティアーノ・ロナウドが真ん中に蹴り込んでアル・ナスルが先制するが、前半終了間際にアル・アハリはフランク・ケシエのヘッド弾で同点。82分にマルセロ・ブロゾビッチの個人技で再度アル・ナスルは勝ち越したが、89分にイバネスのゴールで振り出しに戻される。決着はPK戦に持ち越され、ロナウドが先頭で決めたアル・ナスルは4人目が失敗、対してアル・アハリは5人全員が成功して9年ぶりに同タイトルを制した。
サウジ上陸を果たした2023年にアラブ・クラブチャンピオンズカップを制して以来のタイトル獲得にまたしても失敗したロナウドは、試合後に悔しさを隠さず。アル・ナスルは2023-24シーズンの国王杯、2024シーズンのスーパーカップでアル・ヒラルに決勝で敗れており、この2年半で3度目の屈辱を味わう羽目になった。ロナウド自身はユベントス時代の2021年5月、コッパ・イタリア決勝でアタランタを破って以降、クラブシーンでは公式タイトルから遠ざかっている。
スペイン・マドリードのスポーツ紙『MARCA』は、「クリスティアーノはチームを勝利に導くために全力を尽くした。90分間を戦い抜き、前半には相手DFのハンドによるPKを決めて先制点を挙げ、さらにPK戦でも自らのキックを成功させた。しかし、それでも足りなかった」と伝え、英国のスポーツ専門ラジオ局『talkSPORT』は、ロナウドのノンタイトルを「呪いは続く」と表現した。
ただ、今回のPKによるゴールによって自身通算939ゴールに到達したロナウドは、この失意の一戦でまた一つ、偉大な記録を樹立した。国内リーグ74点、AFCチャンピオンズリーグ14点、アラブ・クラブチャンピオンズカップ6点、国王杯3点に加え、スーパーカップ3点と、アル・ナスルでの得点が100点の大台に乗り(わずか107試合のプレーで!)、自身のキャリアにおいて4つのクラブで3桁得点を達成した史上初の選手となったのだ。
マンチェスター・ユナイテッドで145点(346試合)、レアル・マドリーで450点(438試合)、ユベントスで101点(134試合)とゴールを積み重ね、40歳となった現在も全く勢いを止めない驚異の点取り屋は、これまで「3つのクラブで3桁得点」の名誉を共有していたイシドロ・ランガラ(オビエド、サン・ロレンソ、エスパーニャ)、ネイマール(サントス、バルセロナ、パリ・サンジェルマン)、ロベルト・レバンドフスキ(ドルトムント、バイエルン、バルセロナ)らを引き離した。
ちなみにポルトガル代表でも138得点と、こちらも大台を突破しているロナウド。ゴールだけでなく、勝利、タイトルに飽くなき執着を示す偉人が、次はいかなる高みに到達するのかが楽しみだ。そして今季、チームタイトルを獲得してこれまでの悔しさを晴らせるかどうかにも注目したい。
構成●THE DIGEST編集部
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2024-25シーズンはリーグ、カップともにアル・イテハドが優勝したため、リーグ3位のアル・ナスルが繰り上げで出場。リーグ2位のアル・ヒラルは今夏のクラブワールドカップ出場による疲労で辞退し、リーグ5位のアル・アハリが繰り上げとなった(4位は国王杯準優勝のアル・カーディシーア)。そして準決勝でアル・イテハドを下したアル・ナスル、アル・カーディシーアを下したアル・アハリという、いずれも繰り上げ組が決勝に駒を進めた。
ピッチコンディションの悪い中で行なわれた優勝決定戦は、41分に相手のハンドで得たPKをクリスティアーノ・ロナウドが真ん中に蹴り込んでアル・ナスルが先制するが、前半終了間際にアル・アハリはフランク・ケシエのヘッド弾で同点。82分にマルセロ・ブロゾビッチの個人技で再度アル・ナスルは勝ち越したが、89分にイバネスのゴールで振り出しに戻される。決着はPK戦に持ち越され、ロナウドが先頭で決めたアル・ナスルは4人目が失敗、対してアル・アハリは5人全員が成功して9年ぶりに同タイトルを制した。
サウジ上陸を果たした2023年にアラブ・クラブチャンピオンズカップを制して以来のタイトル獲得にまたしても失敗したロナウドは、試合後に悔しさを隠さず。アル・ナスルは2023-24シーズンの国王杯、2024シーズンのスーパーカップでアル・ヒラルに決勝で敗れており、この2年半で3度目の屈辱を味わう羽目になった。ロナウド自身はユベントス時代の2021年5月、コッパ・イタリア決勝でアタランタを破って以降、クラブシーンでは公式タイトルから遠ざかっている。
スペイン・マドリードのスポーツ紙『MARCA』は、「クリスティアーノはチームを勝利に導くために全力を尽くした。90分間を戦い抜き、前半には相手DFのハンドによるPKを決めて先制点を挙げ、さらにPK戦でも自らのキックを成功させた。しかし、それでも足りなかった」と伝え、英国のスポーツ専門ラジオ局『talkSPORT』は、ロナウドのノンタイトルを「呪いは続く」と表現した。
ただ、今回のPKによるゴールによって自身通算939ゴールに到達したロナウドは、この失意の一戦でまた一つ、偉大な記録を樹立した。国内リーグ74点、AFCチャンピオンズリーグ14点、アラブ・クラブチャンピオンズカップ6点、国王杯3点に加え、スーパーカップ3点と、アル・ナスルでの得点が100点の大台に乗り(わずか107試合のプレーで!)、自身のキャリアにおいて4つのクラブで3桁得点を達成した史上初の選手となったのだ。
マンチェスター・ユナイテッドで145点(346試合)、レアル・マドリーで450点(438試合)、ユベントスで101点(134試合)とゴールを積み重ね、40歳となった現在も全く勢いを止めない驚異の点取り屋は、これまで「3つのクラブで3桁得点」の名誉を共有していたイシドロ・ランガラ(オビエド、サン・ロレンソ、エスパーニャ)、ネイマール(サントス、バルセロナ、パリ・サンジェルマン)、ロベルト・レバンドフスキ(ドルトムント、バイエルン、バルセロナ)らを引き離した。
ちなみにポルトガル代表でも138得点と、こちらも大台を突破しているロナウド。ゴールだけでなく、勝利、タイトルに飽くなき執着を示す偉人が、次はいかなる高みに到達するのかが楽しみだ。そして今季、チームタイトルを獲得してこれまでの悔しさを晴らせるかどうかにも注目したい。
構成●THE DIGEST編集部
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