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海外サッカー

CL大一番を制したパリSGに母国メディアは「英雄的」「世界最高」と賛辞! バルサに対して地元紙は「同じ石に何度も躓き続けている」と指摘

THE DIGEST編集部

2025.10.03

ホームにパリSGを迎えたバルサだが、エースのヤマルも無得点に抑えられた。(C) Getty Images

ホームにパリSGを迎えたバルサだが、エースのヤマルも無得点に抑えられた。(C) Getty Images

 現地時間10月1日に行なわれたチャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第2節で、バルセロナとパリ・サンジェルマンの大一番は、後者が終了間際のゴンサロ・ラモスによる逆転弾で2-1の勝利を飾った。

 
 モンジュイックでの一戦は、ホームチームのバルサが19分に速攻からマーカス・ラッシュフォードのオフサイドラインぎりぎりのスルーパスを受けたフェラン・トーレスのゴールで先制したが、攻勢のパリSGは38分に左サイドから中央に切れ込んだヌーノ・メンデスからセンニ・マユルにラストパスが繋がって同点。そして互いに決定機を活かせずに迎えた90分、アシュラフ・ハキミのクロスをG・ラモスがダイレクトで合わせて劇的な決勝ゴールを奪った。

 UEFA(欧州サッカー連盟)によれば、バルサ相手にアウェーで3連勝を果たした初のチームという勲章を手にした欧州王者。この試合では前線のウスマンヌ・デンベレ、デジレ・ドゥエ、フビチャ・クバラツヘリアがいずれも欠場という状態にもかかわらず、内容の伴った勝利を挙げてみせたことで、母国フランスのメディアからは「とてつもない強さ」(『L’EQUIPE』紙)「世界最高のチーム」(『Le Parisien』紙)「英雄的」(『LE FIGARO』紙)、「見事な勝利」(『ouest france』紙)と賛辞が寄せられている。

 ルイス・エンリケ監督は、「どの選手がプレーしたかは関係ない。我々のユニホームを着て、胸にエンブレムを付けている以上、クラブのために全力を尽くすことは絶対条件だ。そして今日、彼らが見せたパフォーマンスを誇りに思う。ここでプレーするのは簡単ではない。プレーをどうマネジメントし、困難にどう対処するかを知っていなければならない」と語り、仕事を完遂した選手を称えた(UEFA公式サイトより)。

 一方、スペインのメディアでは、マドリードのスポーツ紙『MARCA』が「バルサは欧州王者を下してインパクトを残そうと意気込んでいたが、CLの現実はしばしば過酷であり、逆に敗北を喫した。悪い試合ではなかったが、L・エンリケのチームに思うままにされた」が、“ライバルチーム”に対して厳しく報じている。
 
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