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海外サッカー

イングランド、ケイン、ハーランド、エムバペ…11月のW杯欧州予選で生まれた記録と偉業の数々! 更新ならなかったロナウドには

THE DIGEST編集部

2025.11.19

予選の8試合で16ゴールを叩き出したハーランド。(C)Getty Images

予選の8試合で16ゴールを叩き出したハーランド。(C)Getty Images

 今年最後となる代表ウィーク、世界各国でワールドカップ予選が大詰めを迎え、続々と来夏の本大会に駒を進める国が決定している。

 その熾烈な争いの過程においては、幾つかの偉業や記録も生まれており、まず欧州予選の第5節セルビア戦の勝利で8回連続17回目のW杯出場を決めたイングランドは、最終節もアルバニアを2-0で撃破。これにより、4試合以上の予選で全勝&無失点を維持した初のチームとなった。

 アルバニア戦ではチームの全ゴールを挙げたエースでキャプテンのハリー・ケインは、「今の我々は、これまでで最高の状態にある。W杯には優勝候補の一角として大会に臨む立場になるし、それを受け入れなければならない。最近の大会でもそうだったし、それは当然だ。良いチームを作り上げたトーマス・トゥヘル監督とともに、素晴らしい1年を過ごしてきた」と満足感と充実感を示している。
 
 このストライカーについては、ブラジルの総合メディア『Globo』が注目し、2019年以降のW杯&EURO予選で通算40得点、今季は代表とクラブ(バイエルン)で計28得点を記録しているケインが、代表通算得点数は78に達し、あの「サッカーの王様」ペレ(77点)を上回ったと報じ、トゥヘル監督からの賛辞を紹介した。

「今日、ハリーがペレを超えたというニュースは、彼が『全てのものの上に載るチェリーのような存在』を表わしている。彼が試合のために費やしている努力は本当に驚異的だ。彼は全てのプレーに全力で取り組んでいる。メンタリティーもフィジカルコンディションも、絶対的に最高レベルにある」

 ちなみにケインは今予選で8得点(1試合平均1得点)を記録したが、それでも欧州の得点王とはならなかった。なぜなら、1998年フランス大会以来となる本大会出場を決めたノルウェーの主砲、アーリング・ハーランドが8試合で16ゴールという驚異的な数字を残したからだ。
 
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