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日本代表

「黄金期を迎えている」森保ジャパンの完成度に海外メディアも高い関心 ドイツ、スペイン、ブラジル撃破で「尊敬される代表チームに変貌」

THE DIGEST編集部

2025.11.19

ボリビア戦で3点目を決めた中村。途中出場から1得点・1アシストの活躍を見せた。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

ボリビア戦で3点目を決めた中村。途中出場から1得点・1アシストの活躍を見せた。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

 サッカー日本代表は11月18日、ボリビア代表との国際親善試合に3対0で勝利し、2025年を白星で締めくくった。先月、劇的な初勝利を飾ったブラジル代表戦、今月14日のガーナ代表戦に続く3連勝となり、チームの完成度の高さを示すに十分な結果を残している。そして今回のボリビア戦が森保一監督の下での通算100試合目であり、節目となるゲームに快勝で華を添えた。

 初陣となった2018年9月のコスタリカ代表戦から100ゲームを戦い、現在は“ワールドカップ(W杯)優勝”を目標に掲げる森保ジャパン。世界各国でプレーする選手が集う選手たちを束ね、日本サッカー史上最長の期間で代表チームを率いてきた森保監督の足跡を称える声は海外からも聞こえてきている。

 メキシコを拠点とするスポーツ放送局『FOX Sports MX』が現地時間11月18日、特集記事の中で森保監督の足跡を振り返った。

 
 同メディアのトピックでは、現在まで森保ジャパンの「約70%」という高い勝率を評しながら、「黄金期を迎えている」と綴っている。さらに、指揮官の手腕や実績を以下のような表現で絶賛する。

「数字に表れる成果だけでなく、歴史的強豪を驚かせ、規律と野心を融合させた戦術的アイデンティティを維持する能力によって、青きサムライを世界的に競争力のある、尊敬される代表チームへと変貌させてきた」

 また同メディアは、森保監督の100試合を戦っての約7割という勝率について、「これは対戦相手に応じて柔軟にアレンジされる堅固かつ可変的な戦術プラン、主に3-4-2-1フォーメーションを基盤としたアプローチによって支えられている」と分析する。

 その上で、「ハジメ・モリヤスは日本サッカー史上、最も成功した監督の1人として地位を固めている」と賛辞を続けるとともに、「彼はロシアW杯後に始まったプロジェクトを継続させたのみならず、日本人として初めてW杯を2大会連続で率いることになる見込みだ。これは、ドイツとスペインという2つのW杯優勝国を含むグループを首位で突破したカタール大会での実績が信頼を勝ち取った結果でもある」と論じている。

 さらに、「モリヤスは日本代表を史上初のW杯ベスト8へ導き、アジアサッカーの存在感を世界の舞台でより確固たるものにすることを狙っている」とし、今後への見解とともに記事を結んでいる。

 およそ7か月後に迫る北中米W杯で森保監督は、どんな景色を見せてくれるのだろうか。期待は高まるばかりだ。

構成●THE DIGEST編集部

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