FIFA（国際サッカー連盟）は12月３日、北中米ワールドカップ2026の組み合わせ抽選会に参加する特別ゲストを発表した。今大会はアメリカ、カナダ、メキシコの３か国共催で、抽選会は12月５日（日本時間６日午前２時）に、ワシントンD.C.のジョン・F・ケネディ・センターで行なわれる。

　抽選会には、世界的なスポーツ界のレジェンドが顔を揃える。進行役はサッカー元イングランド代表DFのリオ・ファーディナンド氏が務め、受賞歴のある国際的ブロードキャスターのサマンサ・ジョンソン氏がアシスタントとして登壇。NFL（アメフト）スーパーボウルで２度優勝したイーライ・マニング氏がレッドカーペットの司会者を務める。

　その３人とともに、NFLで７度のスーパーボウル制覇を成し遂げたトム・ブレイディ氏、NHL（アイスホッケー）殿堂入りのウェイン・グレツキー氏、MLB（野球）ニューヨーク・ヤンキースの主砲として３度のMVPに選ばれたアーロン・ジャッジ、そしてNBA（バスケットボール）を４度制して殿堂入りしたシャキール・オニール氏も抽選会に参加する。

  　ファーディナンド氏は「この歴史的な抽選会の司会を務められるのは大きな名誉だ。選手時代は常に世界の舞台を目指してきたが、今回はその舞台を形づくる側として関われることを光栄に思う」とコメントした。

　さらに、ブレイディ氏は「ワールドカップの最終抽選に関わるのは最高の名誉。この大会は世界をひとつにする特別なイベントだ」と語り、現役メジャーリーガーのジャッジも「サッカーを熱心に追ってきた自分にとって特別な機会だ。私がプレーしているニューヨークの郊外、ニュージャージーで決勝が行なわれる。どの国が優勝を懸けて戦うのか、今から楽しみだ」と期待を寄せた。

構成●THE DIGEST編集部

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