2月22日に、2020シーズンのJ1リーグ開幕戦4試合が各地で開催された。等々力陸上競技場で行なわれた川崎対鳥栖の一戦では、お互いにネットを揺らせず、スコアレスドローとなった。
川崎は立ち上がりから、持ち前のポゼッションサッカーで終始ゲームの主導権を握り、試合を有利に進めた。中央突破やサイド攻撃を的確に使い分けて相手ゴールに迫り、何度も決定機を創出したが先制点が遠く、結局最後までスコアを動かすことが出来ずに開幕戦を終えた。
今シーズンから新たにキャプテンに就任した守備の要である谷口彰悟は、試合後のフラッシュインタビューに応え、悔しさを露わにした。
「やっぱり点を取り切りたかったですね。勝ち切れる展開になっていたので、そこで取れないのが自分たちの甘さというか、これを次に繋げていかないと意味がないので、しっかり教訓にして次頑張りたいです」
川崎は今年、新チームのテーマを「継続と育成」と掲げ、5名のルーキーを加えて若返りを図った。この試合でも大卒加入の三笘薫、旗手怜央を後半途中から投入。試合終盤には、このふたりが積極的にシュートを放つなど積極性を見せ、猛攻を仕掛けた。しかしネットを揺らすことは出来なかった。
「取った後にすばやく攻めるところとか、出来ていた部分はあったんですけど、そこの最後の精度、クロスだったりシュートだったりのクオリティが今日は足らなかったかなと思います」
谷口の言う通り、過程ではなく結果が求められる世界。昨シーズンも引き分けの多さが響き、3連覇を逃した。とはいえ、今シーズンは始まったばかりだ。次節以降は引き分けを極力減らして、着実に白星を重ねたい。
「またすぐ試合が来るので、いちいち一喜一憂していないで、また切り替えて次もホームで出来るので、次こそは勝ちたいと思います」
覇権奪還へ。次戦は29日に再びホーム・等々力陸上競技場で札幌を迎える。
構成●サッカーダイジェスト編集部
川崎は立ち上がりから、持ち前のポゼッションサッカーで終始ゲームの主導権を握り、試合を有利に進めた。中央突破やサイド攻撃を的確に使い分けて相手ゴールに迫り、何度も決定機を創出したが先制点が遠く、結局最後までスコアを動かすことが出来ずに開幕戦を終えた。
今シーズンから新たにキャプテンに就任した守備の要である谷口彰悟は、試合後のフラッシュインタビューに応え、悔しさを露わにした。
「やっぱり点を取り切りたかったですね。勝ち切れる展開になっていたので、そこで取れないのが自分たちの甘さというか、これを次に繋げていかないと意味がないので、しっかり教訓にして次頑張りたいです」
川崎は今年、新チームのテーマを「継続と育成」と掲げ、5名のルーキーを加えて若返りを図った。この試合でも大卒加入の三笘薫、旗手怜央を後半途中から投入。試合終盤には、このふたりが積極的にシュートを放つなど積極性を見せ、猛攻を仕掛けた。しかしネットを揺らすことは出来なかった。
「取った後にすばやく攻めるところとか、出来ていた部分はあったんですけど、そこの最後の精度、クロスだったりシュートだったりのクオリティが今日は足らなかったかなと思います」
谷口の言う通り、過程ではなく結果が求められる世界。昨シーズンも引き分けの多さが響き、3連覇を逃した。とはいえ、今シーズンは始まったばかりだ。次節以降は引き分けを極力減らして、着実に白星を重ねたい。
「またすぐ試合が来るので、いちいち一喜一憂していないで、また切り替えて次もホームで出来るので、次こそは勝ちたいと思います」
覇権奪還へ。次戦は29日に再びホーム・等々力陸上競技場で札幌を迎える。
構成●サッカーダイジェスト編集部