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Jリーグ・国内

J3、J2で得点王に輝き、ついにJ1へ!浦和のレオナルドが“前人未到の記録”へ意気込みを語る【独占インタビュー前編】

多田哲平(サッカーダイジェスト編集部)

2020.02.19

J3、J2で得点王に輝いたレオナルド。今季はJ1の舞台で「異なるカテゴリーで3年連続」という偉業を目指す。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

J3、J2で得点王に輝いたレオナルド。今季はJ1の舞台で「異なるカテゴリーで3年連続」という偉業を目指す。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

 一昨季はJ3の鳥取で24ゴール、昨季はJ2の新潟で28ゴール。そのふたつのカテゴリーでトップスコアラーに輝いたFWが、今オフ、ついにJ1の浦和へのステップアップを果たした。狙うはもちろん、「J1得点王」の称号だ。「同一リーグの異なるカテゴリーで3年連続」という偉業を果たせるのか。進境著しいストライカーの、“前人未到”への挑戦が始まる──。

■テクニックには自信がある。感覚が合ってくれば、必ずチームは機能するはず。

――浦和でのシーズンがスタートして、約1か月が経ちました。コンディションはどうですか?[編集部・注/インタビューは1月26日に実施]

「すごくいいですよ。順調そのもの。これから開幕に向けて、さらに上げていきます」

――その口調だと、新しいチームメイトとも上手くやっていそうですね。

「もちろん。みんなが快く受け入れてくれて、まるで昔から知り合いだったような関係を築けています。なにより雰囲気が良い。このクラブをとても気に入っています」
 
――具体的にどんな雰囲気ですか?

「誰もが僕ら新加入の選手たちと積極的にコミュニケーションを取ってくれます。逆に僕らもチームに溶け込もうと努力しています。今年の浦和は大きな補強をせず昨季からメンバーの入れ変わりは少ないです。なので、すでにまとまりがあります。すでに固まっているグループに僕らが入っていく。そういうプロセスがうまくいっています」

――出来上がっているグループに加わっていく難しさもあるのでは?

「それはありません。みんな歓迎してくれていますしね。むしろチームにとってはメリットです。新しい選手ばかりだとお互いを理解し合うのに時間がかかりますけど、すでに組織としてのベースが出来ているので、僕ら新たに加わった選手たちが慣れていけばいいだけですから」

――一昨年は鳥取でJ3得点王、昨年は新潟でJ2得点王に輝いたレオナルド選手に求められるのは、当然ゴールです。

「クラブだけではなく、ファン・サポーターの方々からもゴールを期待されているのを感じています。このチームに来られたのは、得点力を評価してもらったからだと思いますし、それはすごく光栄です。今年は浦和のユニホームを着て、勝利のために全力を尽くす覚悟です」
 

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