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海外サッカー

「なぜパブロだけが…」「勇気ある判定」 ウェストハム対アーセナル戦のVARによるゴール無効判定に様々な見解! セットプレー時の「取り締まり」を求める声も

THE DIGEST編集部

2026.05.12

結局はこのトロサール(左)の1点が決勝点となり、アーセナルは優勝に望みをつないだ。(C)Getty Images

結局はこのトロサール(左)の1点が決勝点となり、アーセナルは優勝に望みをつないだ。(C)Getty Images

 プレミアリーグ第36節で首位アーセナルが敵地でウェストハムを1-0で下し、悲願のリーグ制覇へ大きく前進した。しかし、その試合後に大きな議論となったのは、勝敗そのものではなく、後半アディショナルタイムに取り消されたホームチームの同点ゴールだった。

 83分にレアンドロ・トロサールが決勝点となる先制ゴールを挙げた後、ウェストハムは終了間際にカラム・ウィルソンが押し込んで土壇場で追いついたかに見えた。しかしVAR担当のダレン・イングランド審判員と主審クリス・カバナーが長時間にわたって映像確認を行ない、最終的にパブロ・フォルナルスがGKダビド・ラヤにファウルを犯していたとして得点は無効となったことで、スポーツ専門チャンネル『ESPN』は「VAR史上でも最大級の判定のひとつかもしれない」と、その重大性を強調している。

 もちろん、この判定にウェストハム側は強く反発。同メディアによれば、キャプテンのジャロッド・ボーウェンは「5分も画面を見ていれば、何かしら見つかる。CKでは引っ張り合いや接触があるものだ」と不満を爆発。「プレミアリーグはフィジカルなリーグで、それこそが魅力だ。もし、あれをファウルにするなら、毎試合全ての接触を取らなければならない」と訴え、さらに「ファンはゴールを喜んだ後に8分も待たされ、最後に取り消されるなんてことを望んでいない」と、VAR運用そのものにも疑問を呈した。
 
 ヌーノ・エスピリト・サント監督も、「今や審判自身ですら、何がファウルなのか分かっていない。選手たちは混乱し、苛立っている」とコメント。「プレミアリーグのあらゆるCKで、同じようなことが起きている。問題は一貫性の欠如だ」と語り、判定基準の曖昧さを批判している。

 さらに英国の日刊紙『The Guardian』は、ウェストハムが審判組織「PGMOL(プロ審判協会)」へ正式に説明を求める方針だと伝えた。クラブ側は、カバナー主審とVAR担当イングランド審判員の音声開示も求める見込みで、「なぜパブロだけが反則を取られたのか、明確な説明が必要」と主張。仮にゴールが認められていれば、ウェストハムは残留争いで大きな勝点1を得ていた可能性があった。
 
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