現地7月18日、サッカーのフランス代表とイングランド代表が、北中米ワールドカップ(W杯)3位決定戦で相まみえる。各国が優勝を目指してしのぎを削るノックアウトステージで、唯一“敗者”同士が最後の一戦に臨む。
銅メダルマッチの意義を、フランスの大手紙『レ・キップ』が報じた。同メディアはまず、「出場する選手にとってはいらだたしい試合ではあるものの、3位決定戦は大会最終順位を決定付け、放送局やスポンサーに新たな機会を提供するために維持されている」と論ずる。
W杯で3位決定戦が導入されたのは、1934年にイタリアで開催された第2回大会から。同メディアは長い歴史に触れ、「それ以来、その有用性に対する度重なる批判にもかかわらず、この試合はスケジュールから消えなかった」と、振り返った。
そして「多くの国にとって、3位入賞は依然として重要な目標だ」としながらも、「経済的な理由からも、維持されている」と紹介。「決勝前日に行なわれるこの対戦は、大会のスポンサーや放送局にとって大きな利益になる“権威ある一戦”となるのだ。選手たちが多少、気合が入っていなくても、中継するテレビ局には多くの視聴者と莫大な広告収入が保証されている」と、皮肉めいた調子で記事を締めた。
W杯制覇の目標を断たれたフランスとイングランド。決勝でもおかしくない豪華なカードとなった3位決定戦は、日本時間19日の午前6時にキックオフされる。
構成●THE DIGEST編集部
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