東京五輪世代の10番を背負い、現在ベルギーのジュピラー・リーグ、ロイヤル・アントワープに所属する三好康児が自身のSNSを更新し、ピッチに横たわる写真とともに、３月26日に迎えた誕生日と代表候補となっている東京五輪についてその胸中を以下のように投稿した。

「今日で23歳になりました！たくさんの祝福メッセージありがとうございます。ここ数日はサッカーも出来ず、オリンピックも延期が決まり多くのことが目まぐるしく変わっていく中で歳だけは重ねてしまいました。この先どうなるか分からない不安もありますがそれは世界中の人が同じだと思います。いつかこの時期を乗り越えた時にまた多くの笑顔が見れますように。だからこそ選手としては今出来る準備をやり続けていくしか無いし、無駄に出来る時間は本当に無いなと感じる今日この頃です。今だからこそ出来ることもあるはず！！まずは安全と健康第一で支え合って過ごしていきましょう」
  　この投稿にはファンも「お誕生日おめでとうございます」、「早くサッカーしてる姿がみたいです…」、「活躍応援してます。最高の23歳になりますように」と祝福。

　さらには、2018年に期限付き移籍をしていた、北海道コンサドーレ札幌の同僚、荒野拓馬やチャナティップ、19年の横浜F・マリノス在籍時の同僚で現鹿島アントラーズ所属のDF広瀬陸斗などからもお祝いのメッセージが寄せられた。

　その一方で、延期が決定した東京五輪については、「オリンピックの年齢制限が規定通りなら、オーバーエイジで選ばれようじゃありませんか」、「五輪延期でどうなるか不安ですが、三好くんが10番の日本がメダル獲得できる！」とコメントが寄せられているように、延期開催が予定されている頃、三好はさらに１歳年齢を重ね24歳となってしまう。

　現状サッカーではU-23チームで出場している五輪だが、規定によると「1997年１月１日生まれ以降」に「オーバーエイジ３枠」が出場条件となっている。IOC（国際オリンピック委員会）の判断次第となるが、「1997年１月１日生まれ以降」ならばU-24代表チームとして延期された東京五輪にも出場が可能になるが、果たして…。

構成●サッカーダイジェスト編集部