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Jリーグ・国内

「“二度と帰るか!”という気持ちだった」古巣・横浜に帰還した水沼宏太が語る9年半前とこれから【独占インタビュー前編】

広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

2020.03.08

プロデビューを飾った古巣・横浜に約9年半ぶりの帰還を果たした水沼。当時の心境や今のチームの印象について語ってくれた。写真:THE DIGEST写真部

プロデビューを飾った古巣・横浜に約9年半ぶりの帰還を果たした水沼。当時の心境や今のチームの印象について語ってくれた。写真:THE DIGEST写真部

 リーグ王者からのオファーに心が躍った。しかも、声をかけてくれたのは、憧れのクラブであり、古巣の横浜だ。以前の在籍時は活躍できずに悔しい想いをしたが、今の自分なら違う姿を見せられるはず。トリコロ...
 リーグ王者からのオファーに心が躍った。しかも、声をかけてくれたのは、憧れのクラブであり、古巣の横浜だ。以前の在籍時は活躍できずに悔しい想いをしたが、今の自分なら違う姿を見せられるはず。トリコロールを身にまとい、活躍して、中心選手になって――。あの頃、叶えられなかった夢を、今度こそ実現させると、水沼宏太は固く誓う。

    ◆    ◆    ◆

 弊社発行の渾身の一冊、『2020 J1&J2&J3 選手名鑑』にある横浜F・マリノスの背番号18、水沼宏太の寸評は次のような一節で始まる。

「横浜で生まれ、横浜で育った男が10年夏以来、9年半ぶりの古巣復帰」

 横浜の育成組織出身で、2種登録された07年にはJデビューを飾り、翌年には順当にトップ昇格を果たす。世代別代表にも名を連ねていたアタッカーには前途洋々たる未来が約束されていたはずだったが、思うような活躍を見せられずに、悶々とした日々を過ごしていた。

 2年半が経ち、出場機会を求めてJ2の栃木SCにレンタル移籍。その後はサガン鳥栖、FC東京、セレッソ大阪と渡り歩いた。

 いずれのクラブでも貴重な経験を積み、一選手として逞しく成長した。C大阪時代にはルヴァンカップと天皇杯の2冠にも貢献。充実のキャリアを刻んでいた水沼の元に、昨季に15年ぶり4度目のリーグ優勝を果たした古巣からオファーが届く。

 今度こそ、輝いてみせる――。

 愛着のあるエンブレムを見れば、胸に熱いものが込み上げてくる。ただ、勝手知ったるクラブのはずだが、“新天地”の雰囲気も。既出の選手名鑑には、選手のこぼれ話を伝える『一言メモ』も記載されている。水沼の欄にはこうある。

「以前の在籍時にともにプレーした選手はひとりもいない」
 
■必要とされていないから、レンタルで出ていくことに。それで「二度と帰るか」と。

――かつての横浜在籍時のチームメイトがひとりもいない“古巣”はどんな感じですか?

「新しいチームに来たなって、そんな感覚ですね。会社には昔からいる人がけっこういるので、挨拶に行った時に『お帰り』と言ってもらえましたけど、チームで練習している時とかは、帰ってきたな、という感じはあまりないですね」 

――それでも「あ、これはF・マリノスっぽいな」と実感する部分もあるのでは? 

「練習を見に来てくださるファンやサポーターの方たちを見ていると、やっぱり熱いなっていうのはありますね。クラブへの熱い想いが伝わってくる。それは変わらない。横浜と言えば、F・マリノスだ、と。凄いクラブだなと思いますね」 
 

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