近年の移籍マーケットでは、当たり前のように「史上最高額」や「クラブレコード」が更新されている。
スイスを拠点とするサッカー関連調査機関の『CIES Football Observatory』が9月9日、欧州5大リーグの1部に属する98チームを対象に、現スカッドの編成に投じた金額ランキングを発表した(データはCIESによる)。
調査によると、トップに立ったのは、10億1400万ユーロのマンチェスター・シティ。10億ユーロ(約1250億円)の大台を突破したのは、史上初だという。2位は9億1300万ユーロのパリ・サンジェルマン、3位は9億200万ユーロのレアル・マドリーだった。
トップ10は以下のとおりだ(1ユーロは125円で換算)。 1位:マンチェスター・シティ(イングランド)/10億1400万ユーロ(約1267億5000万円)
2位:パリ・サンジェルマン(フランス)/9億1300万ユーロ(約1141億3000万円)
3位:レアル・マドリー(スペイン)/9億200万ユーロ(約1127億5000万円)
4位:マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)/7億5100万ユーロ(約938億8000万円)
5位:ユベントス(イタリア)/7億1900万ユーロ(約898億8000万円)
6位:バルセロナ(スペイン)/6億9700万ユーロ(約871億3000万円)
7位:リバプール(イングランド)/6億3900万ユーロ(約798億8000万円)
8位:チェルシー(イングランド)/5億6100万ユーロ(約701億3000万円)
9位:アトレティコ・マドリー(スペイン)/5億5000万ユーロ(約687億5000万円)
10位:アーセナル(イングランド)/4億9800万ユーロ(約622億5000万円)
なお、最下位はブンデスリーガを戦うパーダーボルンの400万ユーロ(約5億円)。久保建英が加入したマジョルカが、600万ユーロ(約7億5000万円)で下から2番目だった。
リーグ別の平均は、プレミアリーグが3億4500万ユーロ(約431億3000万円)でトップ。ラ・リーガとセリエAが1億6700万ユーロ(約208億8000万円)で続き、ブンデスリーガが1億2400万ユーロ(約155億円)、リーグ・アンが1億1800万ユーロ(約147億5000万円)だった。
また、各リーグにおけるトップと最下位の"格差"は、リーガ(マドリーとマジョルカ)が148倍で最多。リーグ・アン(パリSGとニーム)が114倍、ブンデスリーガ(バイエルンとパーダーボルン)が85倍、セリエAが63倍(ユーベとレッチェ)と続いた。もっとも"格差"がなかったのは、32倍のプレミアリーグ(シティとノーリッジ)となっている。
現代サッカーでは、お金をかけなければ強いチームを作るのは難しい。ただ、投資額が多いチームが最強とは限らないのもまた事実だ。今シーズン、コスパの良いチーム/悪いチームは、どこになるだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
スイスを拠点とするサッカー関連調査機関の『CIES Football Observatory』が9月9日、欧州5大リーグの1部に属する98チームを対象に、現スカッドの編成に投じた金額ランキングを発表した(データはCIESによる)。
調査によると、トップに立ったのは、10億1400万ユーロのマンチェスター・シティ。10億ユーロ(約1250億円)の大台を突破したのは、史上初だという。2位は9億1300万ユーロのパリ・サンジェルマン、3位は9億200万ユーロのレアル・マドリーだった。
トップ10は以下のとおりだ(1ユーロは125円で換算)。 1位:マンチェスター・シティ(イングランド)/10億1400万ユーロ(約1267億5000万円)
2位:パリ・サンジェルマン(フランス)/9億1300万ユーロ(約1141億3000万円)
3位:レアル・マドリー(スペイン)/9億200万ユーロ(約1127億5000万円)
4位:マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)/7億5100万ユーロ(約938億8000万円)
5位:ユベントス(イタリア)/7億1900万ユーロ(約898億8000万円)
6位:バルセロナ(スペイン)/6億9700万ユーロ(約871億3000万円)
7位:リバプール(イングランド)/6億3900万ユーロ(約798億8000万円)
8位:チェルシー(イングランド)/5億6100万ユーロ(約701億3000万円)
9位:アトレティコ・マドリー(スペイン)/5億5000万ユーロ(約687億5000万円)
10位:アーセナル(イングランド)/4億9800万ユーロ(約622億5000万円)
なお、最下位はブンデスリーガを戦うパーダーボルンの400万ユーロ(約5億円)。久保建英が加入したマジョルカが、600万ユーロ(約7億5000万円)で下から2番目だった。
リーグ別の平均は、プレミアリーグが3億4500万ユーロ(約431億3000万円)でトップ。ラ・リーガとセリエAが1億6700万ユーロ(約208億8000万円)で続き、ブンデスリーガが1億2400万ユーロ(約155億円)、リーグ・アンが1億1800万ユーロ(約147億5000万円)だった。
また、各リーグにおけるトップと最下位の"格差"は、リーガ(マドリーとマジョルカ)が148倍で最多。リーグ・アン(パリSGとニーム)が114倍、ブンデスリーガ(バイエルンとパーダーボルン)が85倍、セリエAが63倍(ユーベとレッチェ)と続いた。もっとも"格差"がなかったのは、32倍のプレミアリーグ(シティとノーリッジ)となっている。
現代サッカーでは、お金をかけなければ強いチームを作るのは難しい。ただ、投資額が多いチームが最強とは限らないのもまた事実だ。今シーズン、コスパの良いチーム/悪いチームは、どこになるだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部