現地時間9月2日、ラ・リーガ2部のマラガは公式サイトで、日本代表FW岡崎慎司との契約を解除したと発表。7月30日の入団発表からわずか34日間での電撃退団となった。
マラガは選手の年俸総額が、ラ・リーガの定める上限を大幅に超過。機構によって選手登録制限のペナルティーを課され、岡崎は公式戦出場に必要な正式登録がなされないまま、宙ぶらりんの立場であり続けた。
事態は好転することなく、迎えた移籍期限最終日の月曜日、マラガと岡崎は契約解除で合意に達する。選手本人は自身のSNS上で想いを明かし、「自分が選んだ道に後悔はないし、マラガのクラブ、ファン、チームメイト、スタッフは自分を家族の一員にしてくれた。本当に居心地が良かったです。短かったけど、僕はこの時間を忘れないし、チャンスがあればマラガのためにまたプレーしたいと思う。これからもマラガの成功を願っています。ありがとう」と綴り、ファンやメディアを感動させた。
怒り心頭なのが、マラガのサポーターだ。クラブのお粗末なマネジメントに対して、公式ツイッターには批判が殺到している。 そんななか、地元紙『Diario Sur』が報じたのが、クラブによるひとつの決断だ。マラガは岡崎の入団決定以降、オフィシャルショップやオンラインショップで、「OKAZAKI」や「おかざき」の文字が背面に刻まれた23番のレプリカユニホームを、少なくとも300着販売したという。その払い戻しを求める声が後を絶たず、全額返還を決めたという。
1着が100ユーロ(約1万2500円)とされており、最低でも総額は3万ユーロ(約375万円)に達するか。いくら財政難とはいえ、プロサッカークラブにしてみれば大した額面ではないだろう。ただ、みずからの失態によって“払い戻し”に応じたという事実は、永遠に消えない汚点である。
気になる岡崎の新天地だが、同じ2部のウエスカやオランダの強豪アンデルレヒトなどが有力候補に挙がっている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
マラガは選手の年俸総額が、ラ・リーガの定める上限を大幅に超過。機構によって選手登録制限のペナルティーを課され、岡崎は公式戦出場に必要な正式登録がなされないまま、宙ぶらりんの立場であり続けた。
事態は好転することなく、迎えた移籍期限最終日の月曜日、マラガと岡崎は契約解除で合意に達する。選手本人は自身のSNS上で想いを明かし、「自分が選んだ道に後悔はないし、マラガのクラブ、ファン、チームメイト、スタッフは自分を家族の一員にしてくれた。本当に居心地が良かったです。短かったけど、僕はこの時間を忘れないし、チャンスがあればマラガのためにまたプレーしたいと思う。これからもマラガの成功を願っています。ありがとう」と綴り、ファンやメディアを感動させた。
怒り心頭なのが、マラガのサポーターだ。クラブのお粗末なマネジメントに対して、公式ツイッターには批判が殺到している。 そんななか、地元紙『Diario Sur』が報じたのが、クラブによるひとつの決断だ。マラガは岡崎の入団決定以降、オフィシャルショップやオンラインショップで、「OKAZAKI」や「おかざき」の文字が背面に刻まれた23番のレプリカユニホームを、少なくとも300着販売したという。その払い戻しを求める声が後を絶たず、全額返還を決めたという。
1着が100ユーロ(約1万2500円)とされており、最低でも総額は3万ユーロ(約375万円)に達するか。いくら財政難とはいえ、プロサッカークラブにしてみれば大した額面ではないだろう。ただ、みずからの失態によって“払い戻し”に応じたという事実は、永遠に消えない汚点である。
気になる岡崎の新天地だが、同じ2部のウエスカやオランダの強豪アンデルレヒトなどが有力候補に挙がっている。
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