海外サッカー

「久保建英を使いこなせなかった」マジョルカの地元紙が2部降格の理由を分析

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2020.07.22

久保は35試合に出場して4ゴール・4アシストを挙げたが、チームは無念の2部降格となった。(C)Getty Images

 久保建英が所属するマジョルカは、善戦及ばず19位でシーズンを終え、2部降格が決定した。1部昇格からわずか1年での出戻りに、マジョルカの地元紙『Diario de Mallorca』はお冠のようだ。

 同紙はマジョルカと他の昇格組(グラナダ、オサスナ)を比較する記事のなかで、「サラリーキャップ制の金額の違いはこの結果を説明するものではない」と断罪。グラナダが7位、オサスナが10位と健闘したことを受け、「あくまでピッチ上の結果、プレーヤーやコーチ陣の責任で失敗したのは明らかだ」と厳しく指摘した。さらに、「失敗に終わった理由のひとつは、クボ、イドリス・ババ、アンテ・ブディミル、マルティン・ヴァリエントらを有効に使いこなせなかったからだ」とも述べている。
 
 久保はデビューシーズンながら35試合に出場して4ゴール・4アシストをマークし、鮮烈なインパクトを残した。とりわけ終盤は攻撃の軸としてチームを牽引しており、日本代表MFの退団を惜しむサポーターは多い。

 レンタルで加入していた久保は、保有元のレアル・マドリーにいったん戻ることになる。来シーズンはどのチームでプレーするのか。オフの動向に注目だ。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

【動画】圧巻のドリブルでチャンスを創出!久保建英が輝いたA・マドリード戦のプレー集
NEXT
PAGE
【動画】圧巻のドリブルでチャンスを創出!久保建英が輝いたA・マドリード戦のプレー集