本田圭佑が所属するボタフォゴは9月30日(現地時間)、ブラジル全国選手権でバイーアとホームで対戦し、1-2で敗れた。
これで3敗目を喫したボタフォゴ。最後の勝利は8月19日のアトレチコ・ミネイロ戦(2-1)で、これが現時点でリーグ戦唯一の白星。通算成績1勝8分け3敗で、順位を1つ落とし、降格圏の(20チーム中)19位に沈んでいる。
本田は足首の負傷により、前節に続いての欠場を余儀なくされた。コパ・ド・ブラジルのヴァスコ戦(9月18、23日)にはボランチとしてチームをコントロールするMVP級の活躍で次ラウンド進出に貢献した彼の欠場は、ボタフォゴのプレー、そして結果に大きな影響を与えたようだ。
地元紙の『LANCE!』は、「ボタフォゴは本田を欠き、ネガティブな結果を積み重ねた」と報じ、「バイーアに敗れたチームは(ブラジル全国選手権で)9試合も勝利から遠ざかることに。本田が負傷欠場したことで、技術的にも乏しいパフォーマンスに終始した」と綴っている。
さらに、「ヴァスコ戦以降ピッチから遠ざかっているこの日本人がいないと、ボタフォゴは相手にとって危険なプレーを創造することができない。バイーアが守備的だったことで、ボールポゼッションは上回ったものの、攻撃ははね返され、相手を楽にさせた。攻撃に創造性がほとんどなく、選手も動かず、試合は停滞した」とチームの惨状を伝えた。
そして最後に改めて、「本田がいないと、ボールが上手く回らない。相手のプレッシャーを受けたチームは、幾つものピンチを迎えてしまった。ボタフォゴは、背番号4の存在なしに、可能性を見つけることはできない」と、日本人助っ人の重要性を示した。
全く良いところを見せられずにホームで失態を演じたボタフォゴは、その日のうちにパウロ・アウトゥオリ監督が辞任。サンパウロを世界一に導き、鹿島アントラーズの指揮も執ったことがある名将は白旗を上げ、「解決策を見つけてほしい」と言い残してチームを去った。
ブルーノ・ラザロニ(元ブラジル代表で横浜F・マリノスを率いたこともあるセバスティアン・ラザロニの息子)を後任監督としたボタフォゴは、4日にフルミネンセをホームに迎えるが、短い準備で上昇の兆しを見せることができるか。そして本田は、巧みな手綱さばきを披露して救世主となれるか。
構成●THE DIGEST編集部
これで3敗目を喫したボタフォゴ。最後の勝利は8月19日のアトレチコ・ミネイロ戦(2-1)で、これが現時点でリーグ戦唯一の白星。通算成績1勝8分け3敗で、順位を1つ落とし、降格圏の(20チーム中)19位に沈んでいる。
本田は足首の負傷により、前節に続いての欠場を余儀なくされた。コパ・ド・ブラジルのヴァスコ戦(9月18、23日)にはボランチとしてチームをコントロールするMVP級の活躍で次ラウンド進出に貢献した彼の欠場は、ボタフォゴのプレー、そして結果に大きな影響を与えたようだ。
地元紙の『LANCE!』は、「ボタフォゴは本田を欠き、ネガティブな結果を積み重ねた」と報じ、「バイーアに敗れたチームは(ブラジル全国選手権で)9試合も勝利から遠ざかることに。本田が負傷欠場したことで、技術的にも乏しいパフォーマンスに終始した」と綴っている。
さらに、「ヴァスコ戦以降ピッチから遠ざかっているこの日本人がいないと、ボタフォゴは相手にとって危険なプレーを創造することができない。バイーアが守備的だったことで、ボールポゼッションは上回ったものの、攻撃ははね返され、相手を楽にさせた。攻撃に創造性がほとんどなく、選手も動かず、試合は停滞した」とチームの惨状を伝えた。
そして最後に改めて、「本田がいないと、ボールが上手く回らない。相手のプレッシャーを受けたチームは、幾つものピンチを迎えてしまった。ボタフォゴは、背番号4の存在なしに、可能性を見つけることはできない」と、日本人助っ人の重要性を示した。
全く良いところを見せられずにホームで失態を演じたボタフォゴは、その日のうちにパウロ・アウトゥオリ監督が辞任。サンパウロを世界一に導き、鹿島アントラーズの指揮も執ったことがある名将は白旗を上げ、「解決策を見つけてほしい」と言い残してチームを去った。
ブルーノ・ラザロニ(元ブラジル代表で横浜F・マリノスを率いたこともあるセバスティアン・ラザロニの息子)を後任監督としたボタフォゴは、4日にフルミネンセをホームに迎えるが、短い準備で上昇の兆しを見せることができるか。そして本田は、巧みな手綱さばきを披露して救世主となれるか。
構成●THE DIGEST編集部