10月13日(現地時間)にオランダ・ユトレヒトで行なわれた国際親善試合、日本代表は植田直通による後半アディショナルタイムでの劇的なヘディングゴールで、1-0でコートジボワールを下した。
非常にタイトな90分間となったこの一戦での日本について、“エレファンツ(コートジボワール代表の愛称)“を率いて2戦目のパトリス・ビューメル監督は、「組織的で、非常に良いプレーを見せた」と称賛し、自チームがスコアレスに終わったことについても「日本はアジアでナンバーワンのチーム。簡単にはゴールを決めさせてもらえない」と語った。
通算対戦成績(2勝3敗)で負け越すこととなった自国代表の戦いを振り返り、コートジボワールの地元メディア『sport-ivore.ci』は、「チグハグな攻撃で守備陣に脅威を与えられず、洗練された日本の軍門に降った」と報じている。
『YECLO.com』は、「経験豊富なリーダーに率いられた日本が、アディショナルタイムに緩いマークをかわした植田の決勝ゴールで、エレファンツを驚かせた」と綴った。
アフリカ・サッカーを網羅するメディア『AFRIK FOOT』は、「コートジボワールにとってはフラストレーションの溜まるエンディング。ジェルビーニョの3年ぶりの代表復帰を祝う拮抗した戦いは、リアリズムの差で勝敗が決した。シュート数でも枠内シュート数でも相手を上回った日本の方が強かった」と報じている。
同じく「日本の方がよりデンジャラスだった」と断定したのは、アフリカ・サッカーの専門メディア『afriquesports.net』だ。
その根拠はやはりデータで、「ボールポゼッションやFK数はほぼ互角だが、12本(コートジボワールは9本)のシュートと5本(同1本)の枠内シュート、CKも5本(同4本)で日本が上回った。彼らはアディショナルタイム、植田のゴールで報われた」と伝えている。
一方、ブラジルの『globo.com』は9日に行なわれたカメルーン戦(0-0)同様に、日本の戦いを詳しく報じており、アフリカ勢との2戦目については、「攻撃があまり見られない生ぬるい戦い」としながらも、「前の試合よりは良かった」と評価した。
「カメルーン戦からスタメンを7人も入れ替えた日本は、最初の2分で久保建英がシュートを放ったが、その後、相手GKを脅かすことができなかった。後半はコートジボワールが最初に仕掛けて2度のチャンスを作ったが、日本は間もなく主導権を取り戻した。
日本の攻撃のパフォーマンスからは刺激を受けなかったが、カメルーン戦よりは優れていた。引き分けでもおかしくない展開だったが、勝者を決めるとすれば、それは日本でなければならなかった。そしてアディショナルタイム、植田が決めた」
こう綴ったブラジル・メディアは、今回も守備面を高く評価。採点では、決勝点の植田に最高の「7」をつけた他、最終ラインの室谷誠、吉田麻也、冨安健洋、中盤の遠藤航、そして柴崎岳にそれぞれ、「6.5」としている(攻撃陣は軒並み5.5)。
構成●THE DIGEST編集部
非常にタイトな90分間となったこの一戦での日本について、“エレファンツ(コートジボワール代表の愛称)“を率いて2戦目のパトリス・ビューメル監督は、「組織的で、非常に良いプレーを見せた」と称賛し、自チームがスコアレスに終わったことについても「日本はアジアでナンバーワンのチーム。簡単にはゴールを決めさせてもらえない」と語った。
通算対戦成績(2勝3敗)で負け越すこととなった自国代表の戦いを振り返り、コートジボワールの地元メディア『sport-ivore.ci』は、「チグハグな攻撃で守備陣に脅威を与えられず、洗練された日本の軍門に降った」と報じている。
『YECLO.com』は、「経験豊富なリーダーに率いられた日本が、アディショナルタイムに緩いマークをかわした植田の決勝ゴールで、エレファンツを驚かせた」と綴った。
アフリカ・サッカーを網羅するメディア『AFRIK FOOT』は、「コートジボワールにとってはフラストレーションの溜まるエンディング。ジェルビーニョの3年ぶりの代表復帰を祝う拮抗した戦いは、リアリズムの差で勝敗が決した。シュート数でも枠内シュート数でも相手を上回った日本の方が強かった」と報じている。
同じく「日本の方がよりデンジャラスだった」と断定したのは、アフリカ・サッカーの専門メディア『afriquesports.net』だ。
その根拠はやはりデータで、「ボールポゼッションやFK数はほぼ互角だが、12本(コートジボワールは9本)のシュートと5本(同1本)の枠内シュート、CKも5本(同4本)で日本が上回った。彼らはアディショナルタイム、植田のゴールで報われた」と伝えている。
一方、ブラジルの『globo.com』は9日に行なわれたカメルーン戦(0-0)同様に、日本の戦いを詳しく報じており、アフリカ勢との2戦目については、「攻撃があまり見られない生ぬるい戦い」としながらも、「前の試合よりは良かった」と評価した。
「カメルーン戦からスタメンを7人も入れ替えた日本は、最初の2分で久保建英がシュートを放ったが、その後、相手GKを脅かすことができなかった。後半はコートジボワールが最初に仕掛けて2度のチャンスを作ったが、日本は間もなく主導権を取り戻した。
日本の攻撃のパフォーマンスからは刺激を受けなかったが、カメルーン戦よりは優れていた。引き分けでもおかしくない展開だったが、勝者を決めるとすれば、それは日本でなければならなかった。そしてアディショナルタイム、植田が決めた」
こう綴ったブラジル・メディアは、今回も守備面を高く評価。採点では、決勝点の植田に最高の「7」をつけた他、最終ラインの室谷誠、吉田麻也、冨安健洋、中盤の遠藤航、そして柴崎岳にそれぞれ、「6.5」としている(攻撃陣は軒並み5.5)。
構成●THE DIGEST編集部