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欧州5大リーグで「最も価値ある若手選手」を調査機関が発表!久保建英も上位にランクイン!

THE DIGEST編集部

2020.11.03

デイビス(中央)がサンチョ(右)を抜いてトップに。久保(左)は13位に入った。(C)Getty Images

 サッカー調査機関「CIESフットボール・オブザーバトリー」が、欧州5大リーグ(イングランド、スペイン、ドイツ、イタリア、フランス)でプレーする、2000年以降に生まれた選手の市場価値を算出し、トップ100人を発表した。

 今年3月のランキングでは、ドルトムント所属のイングランド代表FWジェンドン・サンチョが1億850万ユーロ(約132億円)で1位だったが、彼は今回、1億2560万ユーロ(約153億円)に市場価格は上がったものの、順位は2位に下がっている。

 代わって2000年以降生まれで最も価値のある選手となったのは、昨季バイエルンで欧州王者の一員になったカナダ代表のスピードスター、アルフォンソ・デイビスで、1億8040万ユーロ(約220億円)という額がつけられた。

 各国リーグのトップは、プレミアリーグがマンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWメイソン・グリーンウッドで全体5位の1億1530万ユーロ(約141億円)、ラ・リーガはバルセロナで早くも地位を確立したアンス・ファティで、1億2270万ユーロ(約150億円)は全体3位だ。
 
 セリエAは今季ユベントスに加入したマケドニア出身のスウェーデン代表FWデヤン・クルセフスキの7510万ユーロ(約92億円)がトップ(全体8位)、そしてリーグ・アンはレンヌのU-21フランス代表MFエドゥアルド・カマビンガで、全体11位の6150万ユーロ(約75億円)となっている。

 日本人でランクインしたのは、全体13位の久保建英(ビジャレアル)で、市場価格は4840万ユーロ(約59億円)。このニュースを報じたスペインの日刊紙『AS』は、以下のように久保を評した。

「昨季、マジョルカでハイクオリティのプレーを見せた彼は、ビジャレアルでより多くのドリブル突破とラストパスを見せようとしている。レアル・マドリーも、この日本人の進歩に対して非常に注目している」