日本代表は11月13日(現地時間)にパナマ代表、17日にメキシコ代表と、それぞれオーストリア・グラーツのメルクール・アレーナで対戦する。
パナマとは2度目の対戦であり、前回は2年前、日本が3-0で新潟での一戦を制している。得点を挙げたのは、南野拓実、伊東純也だった(もう1点は相手のオウンゴール)。
今回、欧州組だけで中立地に乗り込む森保一監督率いる日本代表について、今年7月にパナマ代表監督に就任した、デンマーク出身の元スペイン代表FWであるトーマス・クリスチャンセンは、「高いレベルのチーム」と評している。
「こういったチームとの対戦は、成長中の我々を助けてくれる。この戦いで、我々は現在の自分たちのレベルを知ることができるだろう」(地元紙『LA ESTRELLA DE PANAMA』より)
日本が27位、パナマが77位と、最新のFIFAランキングでは大きな開きがある両チーム。パナマは先月、強敵コスタリカとのアウェー2連戦をいずれも1-0で制しているが、パナマのスポーツコメンテーター、フリオ・シェベルト氏の「日本はコスタリカよりも強い」と『LA ESTRELLA DE PANAMA』紙の中で語っている。
「日本は過去6回のワールドカップに出場し、2018年ロシア大会では決勝トーナメントに進出して、あのベルギーをも破りかけた“高級”なチームだ(パナマは同大会でW杯初出場&グループリーグ全敗)。速くて複雑なスタイル、優秀な選手の多さが、日本のサッカーを特徴づけている。
日本戦でのパナマは、最初から最後まで多くのことを求められるだろうが、そこで得られるものはコスタリカ戦よりも多いだろう」
同氏はまた、「日本のサッカーレベルは、我々のそれを上回っている」と認めるも、試合の結果については「予測不可能」と語った。
バルセロナの下部組織で育ち、ボーフム時代にはブンデスリーガ得点王にも輝いたことがあるクリスチャンセン監督は、新型コロナウイルスの影響で移動がままならない中での今回の遠征の招集メンバーに13人の欧州組で含めており、「彼らを見られる大きなチャンス」としている(地元紙『Mi DIARIO』より)。
なお、当初発表された招集メンバーからは、アニバル・ゴドイ、エリック・デイビス、ホセ・ルイス・ロドリゲス、アルベルト・キンテーロら主力選手が、怪我やコロナウイルスの陽性反応などによって遠征メンバーから外れた。指揮官は「戦術的なアプローチが進められないのは痛いが、他の選手が様々な役割を果たしてくれること期待する」と語った。
このようなパナマの“挑戦”を受ける日本。森保監督は今回の遠征の目標として「チームとしてのレベルアップ」「戦術のオプションを増やすこと」などを挙げているが、しっかり勝利を飾った上で、多くの収獲を得られるだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
パナマとは2度目の対戦であり、前回は2年前、日本が3-0で新潟での一戦を制している。得点を挙げたのは、南野拓実、伊東純也だった(もう1点は相手のオウンゴール)。
今回、欧州組だけで中立地に乗り込む森保一監督率いる日本代表について、今年7月にパナマ代表監督に就任した、デンマーク出身の元スペイン代表FWであるトーマス・クリスチャンセンは、「高いレベルのチーム」と評している。
「こういったチームとの対戦は、成長中の我々を助けてくれる。この戦いで、我々は現在の自分たちのレベルを知ることができるだろう」(地元紙『LA ESTRELLA DE PANAMA』より)
日本が27位、パナマが77位と、最新のFIFAランキングでは大きな開きがある両チーム。パナマは先月、強敵コスタリカとのアウェー2連戦をいずれも1-0で制しているが、パナマのスポーツコメンテーター、フリオ・シェベルト氏の「日本はコスタリカよりも強い」と『LA ESTRELLA DE PANAMA』紙の中で語っている。
「日本は過去6回のワールドカップに出場し、2018年ロシア大会では決勝トーナメントに進出して、あのベルギーをも破りかけた“高級”なチームだ(パナマは同大会でW杯初出場&グループリーグ全敗)。速くて複雑なスタイル、優秀な選手の多さが、日本のサッカーを特徴づけている。
日本戦でのパナマは、最初から最後まで多くのことを求められるだろうが、そこで得られるものはコスタリカ戦よりも多いだろう」
同氏はまた、「日本のサッカーレベルは、我々のそれを上回っている」と認めるも、試合の結果については「予測不可能」と語った。
バルセロナの下部組織で育ち、ボーフム時代にはブンデスリーガ得点王にも輝いたことがあるクリスチャンセン監督は、新型コロナウイルスの影響で移動がままならない中での今回の遠征の招集メンバーに13人の欧州組で含めており、「彼らを見られる大きなチャンス」としている(地元紙『Mi DIARIO』より)。
なお、当初発表された招集メンバーからは、アニバル・ゴドイ、エリック・デイビス、ホセ・ルイス・ロドリゲス、アルベルト・キンテーロら主力選手が、怪我やコロナウイルスの陽性反応などによって遠征メンバーから外れた。指揮官は「戦術的なアプローチが進められないのは痛いが、他の選手が様々な役割を果たしてくれること期待する」と語った。
このようなパナマの“挑戦”を受ける日本。森保監督は今回の遠征の目標として「チームとしてのレベルアップ」「戦術のオプションを増やすこと」などを挙げているが、しっかり勝利を飾った上で、多くの収獲を得られるだろうか。
構成●THE DIGEST編集部